【広島〜愛媛フェリー旅】瀬戸内クルーズ 前編
よく耳にする「島国日本」という言葉。隣国と陸続きで接することのない日本には、ほんとうに数多くの島々が存在する。
まだ行ったことのない島もたくさんあるのではないだろうか?
今回はフェリーを活用しながら瀬戸内の島巡り。さてさて、どんな旅になるのだろうか。
ゆったりとした癒しの〝島時間〞が流れる 江田島
宇品港から江田島・三高港までは約40分。
1日往復16便 が運行している。
運賃は片道で大人680円、6m未満のクルマで2,450円(ドライバー運賃込み)。
フェリーにキャンピングカーを載せていざ出発!
海辺の海鮮市場
新鮮な海の幸が堪能できる”海辺の海鮮市場”は地元漁業組合青年部の直営店。
1階には捕れたての魚介類が多く並んでおり、ここで購入した刺し身や小鉢を持って2階へ上がり食事をすることができる。3種の炊き込み御飯とミソ汁はお代わり自由!
ふれあいプラザ・さくら
“ふれあいプラザ・さくら”は道の駅のように直売所と食事コーナー、トイレがあり、ドライブの立ち寄りポイントとして人気。
名物は「大豆うどん」と「五目ごはん」。
直売所では新鮮野菜や果 物を農家の人が直接販売。
「せとうちCamperクルーズ」
対象航路&料金の一例
対象航路 | 車両割引※1 | 同乗者割引※2 | 運行会社 | 電話番号 |
---|---|---|---|---|
宇品港~三高港 | 2割引(9m未満) | 2割引 | 江田島汽船 | 082-505-0155 |
宇品港~切串港 | 2000円←2550円 | 400円←460円 | 上村汽船 | 082-251-6020 |
切串港~天応港 | 3割引(10m未満) | 3割引 | さくら海運 | 0823-38-8988 |
呉中央港~小用港 | 1200円←1500円 | なし | 瀬戸内シーライン | 082-254-1701 |
広島港~松山港 | 1割引(9m未満) | 1割引 | 瀬戸内海汽船 | 082-253-1212 |
広島港~呉港~松山港 | 石崎汽船 | 089-953-1003 |
全国で4番目の長さのアーチ橋 第二音戸大橋
江田島と呉を結ぶ”ひまねき大橋”の愛称で親しまれる第二音戸大橋。
橋が架かるこの 海峡は「音戸の瀬戸」と呼ばれ、1167年に平清盛が沈む夕日を扇で招き、航路を1日で開設したという「日招き伝説」がある。
ひまねきテラス
第二音戸大橋の入り口に位置し、警固屋バイパスのサービスエリア的な存在。
広島湾を一望できるロケーションがいい。
売店では音戸の名産であるちりめんや藻塩を使った加工品が人気。
食堂でも音戸ちりめん丼、ちりめんパスタ、ちりめんソフトとちりめんオシ。
呉市内は屋台も有名。1987年に蔵元通りが整備されるのと同時に赤ちょうちん通りが生まれた。
海を守る海上自衛隊と 造船の町 呉
海上自衛隊呉資料館は、てつのくじら館とも呼ばれる。道路脇には展示用潜水艦「あきしお」がド~ンと。
入館無料で、開館は9時~17時。
歴史・文学・温泉あふれる城下町 ”松山”散策
大天守は3重3階地下 1階の層塔型天守で江戸時代最後の城郭建築。
かわらには葵(あおい)の 紋章も付いている。
天守閣からの見晴らしも最高。
城まではロープウエー・リフト(ともに往復510円)で行くことができる。
ロープウエー乗り場周辺には有料駐車場も用意されているのでクルマでも安心だ。
魚介類や野菜、しょう油など愛媛の味覚が満載! 道の駅風早の郷 風和里
海に面して、鮮魚がリーズナブルに買えるのが魅力の道の駅。
いけすで泳ぐ魚はその場でおろしてもくれる。
軽食スペースで人気のじゃこ天(1枚130円)は白身魚を使い、揚げたてぷりぷりで人気。
道の駅でしか買えないお土産が、明治26年創業のカネショウ醤油。
薄口、濃い口、だし、めんつゆ、ひしおなどさまざまなタイプがそろう。
お遍路巡りの人も買っていくとか。
食事処「味工房 花へんろ」の 鯛めし(680円)は美味。
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