【1月開催】新春ひたちなかガレージセールwith昭和の車展示
新春ひたちなかガレージセールwith昭和の車展示
私は部品交換会の取材を何十回とやって来たが、そろそろ見ているだけではつまらなくなった。
そこで今回は出店してみた。エントリーしたのは関東最大級の規模を誇る「新春ひたちなかガレージセール」。会場は茨城県の国営ひたち海浜公園。1月、ひたちなか海浜鉄道湊線がここまで延伸されると報じられた。
1年前に自宅の物置を掃除したときエントリーを決意し、コロナ禍の1年をなんとか生き延びてこの日を迎えたのである。
前日、売りモノをクルマに詰め込み、早めに就寝。交換会の朝は早い。以前に取材した東海地区のフリマは、午前8時
スタートとしつつも実際は前日の夕方6時に店が並び、深夜2時にピークを迎え、本来のスタート時間には実質的に「終了」という凄まじいものだった。
新春ガレージセールはそこまで極端ではないものの、午前3時に会場の国営ひたち海浜公園に着くと、受付を待つエントリー車の列が50~60台連なっていた。
ギャラリーの数もハンパではない。もちろん会場は吹きさらしの「極寒」である。
さて、私の釣果には触れずにおこう。
というのも、シロウトの気の弱さかカッコ付けからか、値切られるとポッキリ負けてしまうのである。寅さん気取りで「持ってけドロボー!」と叩き売りに走る。
それがまた気持ちいいのだから、損得はあまり気にならない。コロナが収まったらまた出店したい。
深夜3時には店の半分以上が並び、ギャラリーも懐中電灯片手に品定めを始める。
これがワタクシの店です。二輪のパーツはすぐ売れたが、カタログなどは夜が明けてから動き出した。日用品はほぼ売れ残った。
テールゲートのダンボールに「スープラ70 売ります」の文字。値段は聞き忘れた。売れたのだろうか?
冬のハードなフリマのオアシスは、やはり豚汁食堂。とにかく温もりたいのである。
野菜ならびに未開封の食品も販売が可能。紅はるか500円。茨城名物・干し芋も売られていた。
新春ガレージセール、毎年の恒例は午前8時からの旧車展示。今回は20台ほどが自走でやってきた。
B10サニー名人の高木 修さん(右)と前原 豊さん。
バイクのメーターがいっぱい。このあと家に帰って昼寝したら夢に出てきた。
セリカ、510ブル、ケンメリ、ハコスカ……往年の名車たちが朝の公園に集まってくる。皆さん、大人です。
三菱ジープJ30系が2台並んだ。新年の走り初めかもしれない。
リトラクタブルライトのジュニアスポーツ自転車は1万2000円。財布が開きかけてまた閉じた(泣)。
三菱キャンターにダットサンキャブスター。ハイラックスとバモス・ホンダのツーショット。そして「茨8」シングルナンバーのスバル360と個性派揃いのプチミーティングだ。
以前ほどではないが、バイク本体もあちこちで売られている。このCS92(かな?)は5万円。ベースとしては悪くない。
乗用車の屋根に載せて持ち込まれたカヤックはお手頃価格の1万円なり。かなり惹かれたものの、理性が勝ってしまった。
取材日時●2021年1月3日
場所●茨城県ひたちなか市 国営ひたち海浜公園
主催●二輪愛好会
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