高速SAグルメ旅

道の駅で車中泊 〜房総半島の最南端にあるのが白浜野島崎〜

温暖なエリアで道の駅も数多くある房総半島。
例年1月から菜の花が咲き、海も近く新鮮な魚介類が食べられる地域だ。その最南端にあるのが白浜野島崎。
温暖な地域のためキャンピングカーシーズンのスタートにぴったりのエリアであり、房総半島を楽しみ尽くすための観光の拠点として使える。

 

106-01南房総白浜

温暖なエリアで道の駅も数多くある房総半島。
例年1月から菜の花が咲き、海も近く新鮮な魚介類が食べられる地域だ。その最南端にあるのが白浜野島崎。温暖な地域のためキャンピングカーシーズンのスタートにぴったりのエリアであり、房総半島を楽しみ尽くすための観光の拠点として使える。

キャンプシーズンというと夏を思い浮かべる人が多いだろうが、エアコンやFFヒーターの装備があるキャンピングカーは一年中快適に楽しめる。
寒い時期は虫もいないし、さらに人も少ないので、キャンピングカーの本当のシーズンだと個人的には思っている。
だが、やはり冬は寒くて出不精になるというのもよくわかる。
そして暖かくなると、旅をする人が増える。だいたい12月から2月くらいまではオフシーズンで、3月になってから、キャンプシーズンに突入するというキャンピングカーオーナーが多いのではないだろうか。
そんな3月から本格的にシーズンインする人にお薦めの場所が千葉県の房総半島だ。
この辺りは温暖な地域で、例年1月ごろから菜の花が楽しめる。首都圏からも近く、いち早く春を感じられる場所である。
館山市から南房総市までの海沿いの道は「房総フラワーライン」といって、日本の道百選にも選ばれおり、ドライブするのにもぴったり。ちなみに1月から2月下旬までは菜の花、3月中旬から5月まではノースポール、夏にはマリーゴールドなどが咲き、早春から夏まで沿道を彩ってくれる。

白浜野島崎は、そんな房総半島の最南端にあり、房総観光の拠点に便利な道の駅である。

 

白浜野島崎灯台

106-A1869年に完成した日本最古の洋式灯台の1つ「野島崎灯台」は道の駅から約1㎞のところにある。高さ24mの灯台の中にはらせん階段があって、展望台へ上ることができる。目の前には太平洋が広がって絶景。周辺にはほかに「白浜フラワーパーク」、「館山城」などの観光地もある。

千葉県南房総市白浜町白浜630
TEL 0470-28-5307(南房総市観光協会)


野島埼灯台(千葉県南房総市白浜町)

 

房総半島は道の駅の多いところでもあって、ざっと数えると15カ所もある。近くでお薦めの「おおつの里」は、約4000坪の温室があって、季節ごとにさまざまな花摘みができるところ。
「ちくら潮風公園」は、館内中央にいけすがあり、新鮮な魚介類が安い価格で手に入る。
そんなエリアにある白浜野島崎であるが、これまでは物産館も小さく、あまり魅力を感じる場所ではなかった。
それが2016年にはRVパークをオープン。さらに2018年にはリニューアルをして、店舗が増えた。
ファーマーズコンシェルジュでは、地元野菜を販売するほか、名産品のイチゴ狩りも可能だ。こちらは紅ほっぺ、かおり野、あきひめなど多品種で、しかも高設栽培なので立ったまま楽にイチゴ狩りができる。
パンとスープの専門店「ブーランジェリー」では、長いカレーパンのほか、季節によってブイヤベースやミネストローネな
どのスープを販売。銀座の人気店とコラボしたスムージーも種類豊富である。

2018年2月には「花の情報館」の敷地内に「ファーマーズコンシェルジュ」をオープン。地元農産物や地域レストランとコラボした商品を販売する。

 

106-06太平洋が目の前。クルマで3分の距離にある野島崎灯台には駐車スペースがあり、食事をしたりお土産の購入もできる。


 

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銀座のスムージー専門「ベビブレ」とコラボしたスムージーを販売。フルーツや野菜などをベースにした人気商品だ。
「プレミアム・ストロベリー」は豆乳と牛乳がベース。そこにストロベリー、ラズベリー、ニンジン、キャベツなどが入っている。

 

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建物寄りに3カ所のRVパークスペースがある。最寄りの入浴施設「白浜オーシャンリゾート」はメタケイ酸泉の泉質で、体の芯から温まると評判。
道の駅の駐車場は普通車が15台で、RVパーク分が3台。小さな駐車場の割にRVパークがあり、貴重ともいえる。

 

 

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