立山黒部アルペンルートで富山の日本一を探す旅
今回、富山側の立山駅からアクセスした。
自家用車の乗り入れは禁止だが、回送サービスがあり、
公共交通機関を乗り継いでふもとから登っていける。
その乗り物が、ケーブルカー、バス、トロリーバス、
ロープウエーと珍しい物がいろいろあるので子供も大喜びだ。
乗り継ぎの時間も考えると立山駅から扇沢駅まで5時間くらいになる。
途中、室堂にあるみくりが池温泉に泊まる1泊2日で
立山駅から扇沢駅までの旅を今回、レポート。
支柱を使わないロープウエーとして日本一の長さ
黒部平駅と大観峰駅との間に支柱を1本も使っていない
「ワンスパン方式」のロープウェーとして日本一の長さ。
大観峰駅からはケーブルがたわんで見え、迫力あり。
途中に遮る物がないので視界が広く、「動く展望台」とも呼ばれている。
標高差は500mあって、立山連峰や黒部湖などが見渡せる。
雪景色以外に、新緑や紅葉の時期になれば
また違ったパノラマを楽しめる。
立山トンネルトロリーバス「大観峰駅」
大観峰駅の展望台は2階テラスと屋上にある。
屋上までは階段だが、晴れていれば山々が見渡せて気持ちが良い。
便利な回送サービス
立山駅から扇沢駅までのアルペンルートはマイカー乗り入れ禁止区域。
立山駅でクルマを預けると希望の日時に扇沢駅までクルマを届けてくれる
回送サービスが便利だ。
戻ってくる時間(5時間)と乗車料金を考えるとお得なサービスだ。
キャンピングカーも対応してくれる。
室堂駅から歩いて徒歩10分程 日本一高所にある、癒やしの極楽温泉
日本には2万件以上の温泉施設があるといわれているのだが、
その中でもっとも高い場所にあるのがみくりが池温泉だ。
看板には「日本一高所 雲上の温泉」とある。
みくりが池温泉は日帰り湯もOKだ。
宿の前からの風景は絶品。
「日本秘湯を守る会」の会員宿でもある。
標高2410mの日本一高所にある天然温泉は、
源泉100%掛け流しで、無加水、無加温。
白く濁る硫黄泉だ。
窓の外に見えるのは大日連山。
雲上の温泉の名前どおりの風景が見渡せる。
沈む夕日も見えるし、
晴れた日の夜には星空がとても近くにみえて幻想的。
立山の写真を撮るために、みくりが池温泉に何泊もする人がいる。
太陽の下に見えるのは雲海だ。
夕食はメニューが充実。
白エビやゲンゲの唐揚げ、ホタルイカの沖漬けなど
富山らしい一品料理も楽しめる。
のぞくと足がすくむ・・・ 黒部ダムの高さ186m
黒部ダムの高さは186mで日本一。
観光放水で有名で、その迫力には思わず息をのむという。
ダムの上を歩いて行くと日本一の高さ186mの表記が。
外国人観光客も多い。
黒部平駅から黒部ダム駅の間はダムの上を15分かけて歩く。
のぞいている方向に観光放水が行われる。
ダムレストランハウス内にある、
「くろよん記念室」にて記録映画「くろよん物語」の上映があったり、
レストランにて「ダムカレー」が食べられる。
カレーが水、御飯がダム。
カレーの上には遊覧船に見立てたトッピング。
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