【毎年開催】昭和平成軽自動車展示会 サブロクと小さいクルマが集結
【毎年開催】昭和平成軽自動車展示会 サブロクと小さいクルマが集結
コロナ禍でさまざまなイベントが中止や延期を強いられているが、少しずつ復活の兆しも見える。このイベントも5月開催予定が延期となり、ようやくこの日、開催となった。それだけに参加者の期待も大きく、北は山形や宮城、西は愛媛などから遠路はるばる自走で駆け付けた強者もいた。
埼玉県羽生市にある農林公園「キヤッセ羽生」で2020念10月4日、「昭和平成の軽自動車展示会」とアンダー1000ccの集いが行われ、懐かしい軽自動車から少し新しめのスモールカーなどが集まった。
軽自動車がテーマのイベントだから、やはり小板ナンバーのサブロクが多く、貴重なシングルナンバー車もいくつか目に留まった。余談だがサブロクオーナーの中には高速を使わず一般道をひたすら走ってきたという方がけっこういたようだ。のんびり走って楽しいのが軽自動車である。
会場の隣が公園・水族館ということもあり、見物客も家族連れが多い。懐かしのクルマに感動し、オーナーに質問するお父さんの姿もあった。事務局によれば、今後もテーマを変えてこの場所でのイベントを定期的に開催するという。
すでに次回開催は決まっており、2021年5月23日。テーマは2ストロークエンジンのクルマというから、2ストオーナーは要チェックだ!※
(※すでに終了しております。)
旧車保有も7台に増えてしまったという湯澤寛さんと愛車の1973年式の三菱ミニキャブ。リクロームされたメッキ部品が輝きを放っていた。
愛媛から下道で1110kmを走ってきた山上功さん。オールペンしたダルマフロンテの調子も良さそうだ。
間違いなく本日のロングディスタンス賞!
こちらは山形から自走エントリーの町田輝実さんと’73年式のフロンテ。何とオリジナルペイントを維持している。300 ㎞以上走って来てもノントラブルだった。
全国から70台以上の昭和・平成前期の“小さい”クルマが集結した。
会場に入ってすぐ目に付いたのが、’54年式のナッシュ・メトロポリタン。不動車を購入した宮腰朋行さん、足まわり、エンジン/ミッションをダイハツ・テリオスキッドから移植し、見事、路上復帰を果たした。
畑の中で朽ち果てようとしていたフィアット・パンダを救出し自分色に仕上げた関口亮一さん。
缶スプレーで塗ったというボディ色はいすゞエルフの青!
旧車だけでなく懐かしのコインゲームも。子供たちに大人気だった。
まばゆい輝きを放っていたダイハツフェローマックス。新車以上の仕上がりという感じだ。
ミラ・ウォークスルーバンも3台集まると圧巻。
バモスが2台。赤いほうはムーンディスク装着。こんなにカッコよくなるとは!
各メーカーのサブロク軽自動車がこの日、キャッセ羽生に集結。いずれも小さな360㏄エンジンと車体をいたわりつつ、自走で会場入りした。ノーマルあり、カスタムあり、シングルナンバーあり。オーナーの個性がそのままクルマにも出ているようだった。
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