【北海道】日本海と太平洋を配した八雲の魅力に迫る
日本で唯一、ふたつの海に面した町がウリの八雲の魅力に迫りたい。混浴露天風呂!熊の湯
熊の湯までは沿岸の国道277 号より山間の道へ約4km。
途中1車線になる細い道もあるが、舗装され走りやすい。
秋には周辺の山並みと渓谷がおりなす紅葉をお楽しみ下さい。
平田内川のすぐ横にある天然温泉。
近くの源泉地から湧出し長い年月をかけて天然の湯壺ができた。
歴史は古く約300年前の江戸時代、北海道に松前藩がおかれていたころからと言われている。
熊や蛇なども利用していたのではないかと、この名が浸透した。
男女別の脱衣所はあるが、湯船は混浴。夜は月明かりで….
熊の湯の入口付近の道路脇
熊の湯の入口付近の道路脇には温泉が噴き出してる箇所があり、
入浴前に卵を入れておくと、湯あがりのころにあわせて温泉卵が「はい、出き上がり」
男女別の脱衣所が設けられている。
ロッカーなどはないので、貴重品は置かないこと。
脱衣所から露天風呂 までは岩場の坂道を数段下る。
噴火湾パノラマパーク オートリゾート八雲
噴火湾を一望できる広大な丘に設けられたオートキャンプ場の一角にロッジりたいはある。
スタッフは24時間常駐で管理体制やセキュリティも万全で安心。
季節野菜を使ったピザ作り体験をはじめ、スタッフが企画する新しいプログラムが毎年登場するのでお楽しみ。
キャンプ場内に設けられたロッジは、お洒落で眺めも最高。
クルマはもちろん横付け可能だ。秋のキャンプは暖がとれるロッジがよい。
ロッジ2階はロフトのような造りだが、 天井は高く、窓からは噴火湾が一望できる。
寝具は封筒形の シュラフが備えられている。
ロッジには水洗トイレやシャワー付の浴室を完備。
冷蔵庫、炊飯器、ポットなどもそろっているので調理道具は不要。テレビもある。
ピザ体験(要予約)は小学生以上1人1000円。
時間は1時間ほど。スタッフお手製の生地に、トッピングの具は地元の季節野菜や噴火湾で獲れたホタテなど。スタッフ手作りの釜で焼きあげる。
八雲町郷土資料館
八雲町は熊の木彫り発祥の地。
大正時代、町で農場を営む徳川 義親が旅行でスイスを訪れた際、土産品の熊の木彫りを見て「冬に稼ぎがない農民の副業にしよう」と広まった。
郷土館にはその時代に彫られたさまざまな姿をした熊が並ぶ。
撮影不可の作品もあり、雑誌などでは紹介されていない貴重な品も多数。
(写真左)郷土資料館前に建つモニュメント。旧尾張藩徳川家の入植100年を機に開館した。
(写真右)国立病院機構八雲病院の敷地裏には、当時熊を飼っていた檻の跡地がある。林の中に埋もれていて見落としそうだ。
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