やまなみハイウェイの四季
やまなみハイウェイ(別府阿蘇道路)は大分県別府市と熊本県阿蘇市を結ぶ、走って気持ちよく眺めて美しい約100Kmの、日本でも屈指の山岳ドライブコースだ。
四季それぞれに違った顔を持ち、何度訪れても飽きることがない。
別府温泉、由布院温泉、長者原温泉、一宮温泉と数多くの温泉に恵まれていて、途中好みの温泉で一休みという温泉好きには大きい楽しみがある。
春
早春には草原を焼いて(野焼きという)新しい牧草が育つようにする。
野焼きの後の未だ黒い土の中に最初に数センチの黄色いスミレ(黄スミレ)と青い春リンドウが顔を出す。
何年に一度は丘一面が黄スミレで黄色に染まる。
夏
初夏に長者原高原を走っていると、前面の山の一部がピンクに染まっているのに出会う。
近づくと天然記念物のミヤマキリシマが道路からもよく見る。
道中どこまでも緑一色に包まれているが、突如地熱発電所の噴気に驚かされる事もある。
世界有数の阿蘇のカルデラを見下ろす城山展望所を下ると終点の阿蘇市だ。
秋
全山紅葉に色づく九重連山、見渡すかぎりのススキが原の阿蘇高原、色とりどりの花が咲き乱れる花公園と秋の雰囲気を堪能出来き、グライダーやパラグライダーと言うスカイスポーツも楽しめる。
冬
九州でも山岳コースはノーマルタイヤでは走れない。
やまなみハイウェイの最高地点牧の戸峠は標高1,330m。
人工雪ではあるが、久住高原スキー場も有る。
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