大分自動車道　天瀬高塚IC　を下りると目の前に、「高塚愛宕地蔵尊」がある。

大分県日田市天瀬町にある、「高塚さん」に行ってきた。
参道入口に行くには、第３駐車場か第４駐車場に車を停めるとよい。足腰が弱い方は、車のまま急坂を上り、第１駐車場か第２駐車場に車を停めると近道だ。
駐車場から参道へ向かう細い道には、商店が所狭しと並び、たくさんの商品が道にあふれている。
この高塚愛宕地蔵尊は、神仏混淆の珍しい地蔵尊だ。「高塚さん」という愛称がある。

参道の階段を上がると、まず見えてくるのは、鐘堂だ。その柱の一つには「静かにて祈る心で打つ鐘は　神と佛に心通わす」と書かれている。穏やかな気持で、鐘を打つと、身が引き締まる思いがした。

更に階段を上がると、焼香堂がある。ローソクに火を灯し、お線香を立てる。ここまではお寺によくある風景。

しかし最後の階段を上がると、拝殿に到着。この拝殿には、鈴が下がっており、まさに神社だ。

心静かに、絵馬や願い札に、願い事を書いて奉納すると、願いが叶う気がする。そして更に、おかかえ地蔵、恵みの玉、奉納地蔵によって、願い事は必ず成就できるような気がしてくる。

おかかえ地蔵は、地蔵尊神殿の後ろにある。自分でお地蔵様をかかえて、願いがかなうようにお祈りすることで、ご利益を頂けるとのこと。

境内には、天照大神の摂社がある。また、有名人が奉納した地蔵もあり、注目を集めていた。

「神仏混淆の形式をそのまま残している珍しい地蔵尊として知られる「高塚愛宕地蔵尊」は諸事祈願成就に大変ご利益があるとして年中たくさんの参拝の人々が訪れています。（公式サイトより抜粋）」