信州&上野 いざ、真田の里へ向かう!

子供の頃は、城と言えば壮大な天守閣がそびえ立つ豪華な建造物と思っていた。
しかし、「敵の攻撃を防御するため」という本来の目的からすれば、石垣だって必ずしも必要では無い。そもそも城自体を山の上に造れば、天然の要害となりうる。
そもそも、城という字が、土で成ると書くのはその由来のようだ。
戦に明け暮れた真田の城は、険しい山城が多い。
鉄壁の防御力を誇った城ばかりだ。

山あり谷ありの真田の史跡を巡る旅。山間の道を進むと時々このような風景に出会える。

 

真田二代の真田昌幸が築いた上田城

徳川の大軍を2度にわたって退け、日本全国に名を馳せた真田昌幸の居城。
戦国時代後期に造られただけに、真田の城としては珍しい平山城で、城下町がそのまま今も残っている雰囲気だ。

徳川秀忠が攻めあぐねた上田城がこちら。
真田昌幸にほんろうされた秀忠が、関ヶ原合戦に遅参した話は有名である。

 

真田家の墓地。真田の家紋である六文銭にちなんで、5円玉が六文銭のように並んでいた。

 

猿飛佐助が忍術の修行に使ったと言われている猿飛岩。
90度以上の断崖絶壁だ。
ここは真田十勇士「猿飛佐助」修行の地として有名。
猿飛佐助は後世に作られた架空の人物。

 

ゆきむら夢工房

お土産が揃っている、ゆきむら夢工房。
隣には、地場の野菜が買える市場もある。

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真田の歴史をもっと知りたい人は…

本城跡のまわりには、真田幸隆の嫡男、信綱が築いたと言われる真田邸の跡地がある。 また、武具や甲冑が展示してある真田氏歴史館もご紹介したい。

 

江戸末期の御殿建築を知る貴重な屋敷真田邸

真田邸は文久2年(1862)の江戸幕府改革のおり、参勤交代制度が緩められ、江戸住まいを命じられていた9代藩主・真田幸教の義母・貞松院が松代に帰ることになり、その居宅として元治元年(1864)に建てられた。江戸末期の建築がそのまま残されている。

 

 

クルマを置いて1日中遊び尽くす!真田宝物館

真田宝物館は、10万石の大名だった旧松代藩主真田家から寄贈された家宝の武具、調度品、文書、美術品などを所蔵する資料館。重要文化財の「青江の大太刀」、豊臣秀吉・石田三成・徳川家康・武田信玄らの書状など、大名家ならではの興味深い史料が多数展示。

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六文銭 真田三代の足跡を辿りその活躍に思いを馳せる真田氏歴史館

戦いの足跡や武具甲冑など真田一族に関する資料が展示された資料館だ。

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道の駅・草津運動茶屋公園

草津温泉の入り口にある、道の駅運動茶屋公園。
比較的規模の大きい道の駅で、駐車場も広い。

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上州の名湯 草津温泉へ

真田のお膝元 信州を離れ、上野国(群馬)へ。
県境にある上州随一の温泉地、草津を目指した。

 

草津温泉 西の河原露天風呂

西の河原へのアクセスは、天狗山第一駐車場にクルマを停めて歩くと便利だ。西の河原を流れる川は、あちこちから吹き出す温泉が混じっており、ほんのりと温かい。

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幻想的な雰囲気が漂う、湯畑の風景。毎分4600ℓもの温泉が噴き出す様は一見の価値ありだ。
夜はライトアップされていてとても綺麗だ。
無料では入れる足湯もあるので要チェック。

 

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