奈良市内の観光は、広大な奈良公演を中心に名所旧跡が点在している。専用駐車場はあるものの、観光シーズン中の土日は午前中には満車になり、各地で渋滞が発生している。
そこで利用したいのが、クルマを所定の駐車場に置き、提携する公共交通機関やレンタサイクルを使って市内を巡るのがオススメ。パーク＆ライドといい、春と秋の観光シーズンの土日祝に実施している。

クルマを置いて1日中遊び尽くす！パーク＆ライド利用方法とは？

奈良市内には2ヵ所の無料パーク＆ライド駐車場がある。
国道24号線高架下駐車場は、高さ制限（2,1m）がある。

こちらは奈良市役所駐車場。朝からの利用者は少ないようだ。
市が用意した駐車場はなんと無料だ。
無料のレンタサイクルもあるし、市内を走るバスに1日何回でも乗車できるパスも発売される。

木簡型1日乗車券は、奈良市内中心部を走る、ぐるっとバスや、奈良観光周遊バスに乗車できる。
JR奈良駅前のほかに、ピーク時は市役所駐車場でも販売している。
料金は、大人500円、子供250円。
その他、市内施設への入場特典やプレゼントもあるのでチェックしてみよう。

奈良公園内を走るぐるっとバスは、ショートボディのいわゆるミニバス。
駅から奈良公園に行くのが一般的なので、乗車した周遊バスは、混雑時は窮屈な思いをする場合もあるのでご了承を。奈良公園ルートは公園を周遊するコースで、15分間隔で運行する。1回の乗車は100円なので、うまく使うと、1日乗車券は不要かもしれない！？

こちらは平城京跡ルートのぐるっとバス。
大型バスを使用し、JR奈良駅から平城京跡まで20分間隔で運行している。
終了時刻が早めなのでご注意を。

奈良市内をグルグルバスを利用して名所旧跡巡り

東大寺

東大寺は、奈良県奈良市雑司町にある華厳宗大本山の寺院だ。
金光明四天王護国之寺（きんこうみょうしてんのうごこくのてら）ともいい、奈良時代（8世紀 ）に聖武天皇が国力を尽くして建立した寺として有名。

奈良市内観光の中心でもある、東大寺大仏殿。

大仏は高さ15.8mで重さ380トンで銅製。
見つめる先には、おおらかで柔らかい表情。
体に比べて顔がキレイなのは、頭だけが新しく、できてから数十年後に大仏殿が再建された経緯があり、頭だけ風にさらされた期間が短いからだ。

大仏殿までの参道は土産物屋でいっぱい。お祭りに来たかのようだ。
焼きイカのいいニオイが漂っている。

シカはどこにでもいるが、東大寺周辺のシカには注意が必要。シカせんべい狙い、手にしている食べ物狙いの輩鹿もいるので。

若草山

大仏を拝んでから若草山へ移動。歩ける距離かもしれないが、山に向かうのだから当然上り坂である。

公園内の東側にある小高い山。3つの笠を重ねたようにも見えるので三笠山とも呼ばれる。 山肌はほぼ、全面が芝で覆われている。
ゆったりと和める山で山頂からの景色も良く、ハイキングコースもある。
【入場料】
大人150円、子供80円

この周辺のシカは東大寺周辺よりも野性的とか。

若草山ホームページ

世界遺産　春日大社

春日山原生林を背景にした神社だ。
奈良時代に平城京の守護と、国民の繁栄祈願をするために創建された。
世界遺産「古都奈良の 文化財」であり、 奈良時代に平城京の守護と国民の繁栄を祈願する為に創建され藤原氏の氏神を祀る。神が鹿に乗って来たと言い伝わる。

午前中でも春日大社駐車場には満車の案内がでることが多数ある。

若草山から徒歩で参道を下りてくると、休憩処がある。 水谷茶屋で休憩。 350円の十穀おにぎりと無料のお茶をいただく。

江戸時代の街並みを残す「ならまち」

奈良町

若草山から春日大社、そこからはバスで近鉄奈良駅に行く。
いく筋もの商店街を歩きつつ、奈良町に行く。

奈良市内の繁華街はJR奈良駅よりも近鉄奈良駅周辺のほうが賑わっている。
土産物屋やおしゃれな飲食店まで充実している。

猿沢池周辺の土産物屋。小さな店が数軒並んでいるが、いずれもキーホルダーがメインだ。
外国人には評判のようだ。

奈良町には昔ながらの情緒のある建物が多く残っている地区。
室内を改装して営業しているカフェや料理屋、ギャラリーが点在している。
奈良町情報館ではレンタサイクルも貸し出している。
料金　1日800円

MAP

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