ルーフテントという選択
ルーフテントという選択
相棒の80系ランクルに荷物を満載にして出発。屋根の上のテントが冒険気分を盛り上げる。
あこがれの車上泊体験 ルーフテントという選択
SUVのルーフトップにテントを積載した「オーバーランドスタイル」。フレックス・ドリームが正規輸入元になっている「ARB4x4 Accessories」の発祥、オーストラリアでは大陸横断などのロングトリップの文化があり、そこで発展したのがこのスタイルだ。長距離旅行なので当然車内は荷物で埋まる。そこでテントをルーフに設置したというワケ。広大なアウトバックには危険な野生動物が多いため、クルマの上というのは安全面でも非常に合理的である。 同社製のサイドオーニングも展開し、上の写真のように設営してみた。クルマに付属したアウトドアギアだけでサイトが完成するという手軽さも特筆したい。シンプルで派手さはないが、ヘビーデューティな用途にも耐える信頼性の高いブランド、それがARBだ。
ルーフテントやサイドオーニングの取り付けにはルーフラックが必要になる。写真のモデルはARBのルーフラックを使用しているが、市販のシステムキャリヤでも取り付けが可能。ワイルドなオーバーランドスタイルに興味がある人はぜひ問い合わせてみてほしい。
ARB 4×4 Accessoriesのシンプソンルーフトップテント。展開時は幅140㎝×長さ240㎝×高さ130㎝となり大人2~3人でも悠々使えるサイズだ。4面にある窓を開ければ通気性も抜群。ルーフの上とは思えないほど安定感もある。
暖房と調理の1台2役
荷室に余裕ができたこともあり、今回は薪ストーブを持参した。冬キャンプを見据えての試運転だ。
薪ストーブのブランドはノルウェーの「Gストーブ」。ステンレス製のストーブで、1000℃の熱にも耐える強靱さを誇る。オーブンを備えた「クッキングビュー」は、暖をとるのはもちろんのこと調理もできる多機能なモデルだ。
焚き火とは少し趣が違うが、火の世話はやっぱり楽しい。今度の冬キャンプではきっとこの薪ストーブが活躍してくれることだろう。小窓の向こうにゆらめく炎を眺めながら、そんなことを考えていた。
煙突を通す穴が開いている薪ストーブ用のワンポールテントを設営。ストーブに火を入れれば、冬場でもテントの中では半袖で過ごせるほどの暖房効果がある。
調理器具としても能力を発揮
このストーブなら天板を使って炒め物をしながら、オーブンでピザを焼くなんて芸当もできる。ジューシーに焼いたウインナーとスパイシーなジャンバラヤ、そしてアツアツのピザと、ソロキャンプなのについつい品数を作りすぎてしまったのもストーブの効果か。
薪ストーブとクッキングオーブンが一体化した、キャンプ好きにも料理好きにも最適なアイテム。
火の調整ができる空気調節扉付き。
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