「手ぶらで楽しめるアウトドア」 グランピング で 新アウトドア体験

「手ぶらで楽しめるアウトドア」 グランピング で 新アウトドア体験

 

「手ぶらで楽しめるアウトドア」として注目を集めるグランピング。

自然のなかで、いつものキャンプとはひと味違う、ぜいたくな時間を過ごしてみよう。

 

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近年よく耳にする「グランピング」。「グラマラス」と「キャンプ」の造語というから、〝豪華なキャンプなのかな〞くらいのイメージはつくものの、どういうところなのかよくわからないという人も多いはず。

GoToトラベルキャンペーン実施中のこの時期。以前から気になっていたことがお得に体験できるいい機会だ。私もこの流れに乗って、ずっと気になっていたグランピングに行ってみることにした。

今回友人と2人で訪れたのは千葉県長柄町にある「S p o rt & Do Resort リソルの森」。長柄町がスイスのグランヴォー村と姉妹協定を結んでいることから、スイスの人々のように森に寄り添う暮らしを提案したいというコンセプトの下、2020年4月にリニューアルオープンした施設だ。

1番人気のグランピングエリアには、デッキテラスが付いた「テントキャビン」7棟と、ベッドルームのほかにリビングルーム付きの「テントキャビン プレミアム」1棟、高級感あふれるログハウス型の「グランピング ヴィラ」4室が配置され、そのすべてに、ホテルさながらのアメニティや冷暖房完備という驚きの設備。こだわりのインテリアで室内もおしゃれにコーディネイトされている。グランピングテントのデッキには宿泊者が専用で使用できるテーブルや水場が用意され、豪勢なバーベキューも味わえる。

 

食材はもちろんのこと、食器や炭の準備、洗い物も、何もしなくてよし。私がこの2日間でやったことといえば、施設内で摘んだハーブでお茶をいれたくらい……。スタッフもとても親切で、まさに〝至れり尽くせり〞だ。昼間は広々した芝生でハンモックに揺られ、夜中にはきれいな星空を眺める。何て優雅な1日なんだ……。

リソルの森でできるのは、宿泊だけではない。天然温泉やバーでゆったり過ごすこともできるし、手作り体験やモーニングヨガなどアクティビティも充実。

施設の駐車場は広く、ロケ当日もキャンピングカーが止まっ ている姿が見受けられた。さらに現在は期間限定で新しいキャンプエリアがオープンし、オートキャンプも楽しめる。

グランピングで味わえるのは、開放感たっぷりの非日常世界。そして、気軽にアウトドアを楽しめるよさがある。長旅の間、1日だけでもグランピング体験をしてみれば、ご褒美のような幸せな気分が味わえるだろう。

 

Sport & Do Resort リソルの森

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46-1総面積100万坪という広大な敷地を誇る体験型リゾート施設。グランピング場のほかにも数種類の宿泊施設があるほかゴルフ場やターザニアなど豊富なアクティビティをそろえる。2020年10月1日より期間限定で新キャンプサイトエリア「RESOL NO MORI CAMP SITE」がオープンし、より気軽にアウトドア体験ができるようになった。

グランピングテントのデッキには石けん付きの水道があるほか、施設内にはアルコール消毒液が多数置かれている。感染予防対策もばっちり!


Sport & Do Resort リソルの森

 

 

グランピング場で過ごす1日

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今回宿泊した「テントキャビン」。夕・朝食付きの4名1室利用時で1人あたり2万4400円~。テント、アウトドアスペースはそれぞれ約20㎡の面積だ。

テント内は、電気ケトル、ティーセット、空気清浄機、保冷庫、冷暖房、Wi-Fi、AC電源

が完備。夜のグランピング場はかなり冷えたが、暖房のおかげでテント内全体が暖かかった。

 

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グランピングエリアを抜けた先にあるハンモックエリア。カラフルでさまざまなハンモックが置かれていた。きれいな自然のなかでゆらゆらと寝転がりながらおしゃべりができる。

15時以降になるとグランピングエリアでスタッフがたき火を用意してくれる。

火に当たりながらゆっくり過ごす。隣では薪割り体験も挑戦できる夕食として選択できる千葉県産の食材をふんだんに使用したバーベキュー。1人あたり8000円~は宿泊料金に含まれている。いけすからサザエやハマグリを選ぶことができる。

 

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エリア内にある「BARもみじ」。洗練されたおしゃれな建物内で、上質な時間が過ごせる。スイスワインを豊富に取りそろえ、ちょっと大人の気分スイスの国際リゾート・レマン湖をかたどった全長130mの宿泊者限定の「ラク・レマンプール」。夏期限定の営業だが眺めているだけでも気持ちがいい。

 

 

体験アクティビティも魅力の1つ!

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多くのグランピング場では、宿泊者を対象に体験学習を実施している。

リソルの森でも多くの体験を実施しており、私たちは薪割り、オリジナルバスソルト作り(1人あたり1500円)、モーニングヨガに参加。モーニングヨガは朝7時~にもかかわらず、10人以上が参加しており、美しい芝生の上で体を伸ばし、とても気持ちがよかった。


 

 

キャンピングカーユーザーにもうれしいポイント

リソルの森内でAC読者に特にお薦めしたい施設をご紹介。

グランピング場選びのポイントとしても参考にしてほしい。

 

ペットが安心して過ごせる場所

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ペット連れのための1棟貸し切りの「ペットヴィラ」。8名用(1棟7万1496円~)は4頭まで利用可能で、2家族いっしょの旅行にも最適だ。トイレ用シートなどの犬用のアメニティを取りそろえるほか、広々としたリビングには犬用のケージが設置してある。部屋前には1棟につき1カ所ドッグランを完備。プライベートな空間で愛犬といっしょに過ごすことができる。

 

天然温泉で体を休める

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紅葉乃湯はグランヴォー スパ ヴィレッジ(グランピングエリア、グランテラスエリア、テラスハウスエリア)宿泊者専用の天然温泉で、内湯と露天風呂に分かれており、お湯は何と黒褐色の弱アルカリ性鉱泉。美肌効果があり、自然を感じながらゆっくりと1日の疲れを癒やすことができる。温泉好きの人は、温泉施設の有無でグランピング場を探すのもよいだろう。

 

何といっても気になる新キャンプエリア!

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期間限定オープンした「RESOL NOMORI CAMP SITE」。日帰りで利用できる8サイトと宿泊用の20サイトに分かれ、宿泊用はすべてが車両乗入れ可能なオートサイト。オートサイトは、女性専用サイト(1万5000円~)、150㎡の広々サイト(1万5000円~)、100㎡のレギュラーサイト(1万円~)、手ぶらでキャンプサイト(2万円~)、18歳以上限定のフォレストサイト(1万2000円~)に区分けされている。

※こちらのサイトは GoTo対象外。

 

 

 

 

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