殿堂入りのキャンピングカーパーツ&オプションアイテム ザ・ベスト その2
引き続き、日本RV協会が行なった「装着して一番よかった装備」のアンケートを参考に “殿堂入りパーツ&オプションアイテム”を選定の結果をお伝えしたい。
夏場の車中泊シーンで欠かせない快適な車内温度を維持! エアコン
冷房、除湿、暖房、送風など、お好みの風や温度で室内を快適にしてくれる空調器具。
消費電力を踏まえたインバーターやサブバッテリーなどの電装系強化も必要となることを忘れずに。 ほかにも、車内はもちろん車外でも使用で きるポータブルタイプのクーラーも登場。
クルマを選ばず、使用するときだけ載せればいいということもあって人気だ。
ヨーロッパ発のポータブルクーラー”ラ・クール”。
室内機と室外機が分かれており、装着用のアダプターがあり設置も簡単。
電源はAC100V、約560kcalとパワーも十分だ。
ルーフ一体型 のエアコンは、多くのモデルで厚みが30cmほど あるので、ルーフ高に注意が必要。取り付けに 関してもルーフ加工があるのでプロショップに依頼しよう。
太陽光で自己発電! エコに電源を確保できる ソーラーパネル
照明はもちろん、冷蔵庫や電子レンジなどの家 電を使うには電気が必要。
キャンピングカーの場合、そのもととなるサブバッテリーへの充電には、走行充電や外部電源が一般的。
でも、オルタネーターの発電では走行距離も必要だし、キャンプ場以外でAC100Vを確保するのも難しい。
そこで注目されるのが、ソーラーパネルによる充電。
設置も簡単だし、太陽光で自然に充電でき るのでランニングコストもかからない。
ただし、ソーラーのみの充電ではなく走行充電と併せて使用するのがオススメ。
ソーラーパネルは、サイズはもちろんのこと、最大出力や変換効率をしっかりと考えて選ぶのが大事だろう。
すでにサブバッテリーやインバーターを持っているという前提で、システムの構築にはパネル以外にも充放電コントローラーが必要だ。
さまざまな種類のパネルが存在!
家庭でも使用される通常タイプは 市販のルーフキャリヤなどに固定、もしくは直付けして使用する。また、オリジナルの台座とセットにしたモデルもある。
最近の注目は、軽量かつある程度の曲げにも対応するフレキシブルタイプ。装着の利便性もあり人気だ。
カーナビ&バックカメラ 旅のナビゲートや駐車時に欠かせないアイテム!
キャブコンやバスコンではもちろんのこと、バンコンでも後方が見にくいことがほとんど。
そんな死角をフォローしてくれるバックカメラは必須アイテム。
カメラ本体はレンズはもちろん、画像の補整技術も進化しており、夜間の視認性が向上しているだけでなく、昼間の太陽光による白飛びも補正してくれるカメラも各社から登場している。
カメラ本体は画 素数、視野角、F 値、照度、サイズ などから選ぶのがコツ。
ほかにも拡張性やモニターとの接続についてもきちんと調べて選びたい。
オンダッシュタイプの取り付けに関しては、安全上前方視界を遮らないように注意。
ダッシュボード上にスペースがない場合はバックミラー内蔵タイプを選ぼう。
サブバッテリー&インバーター キャンピングカーの車内で家庭用電化製品を使える!
車使内えでる使よう電に気をためておく器がサブバッテリー。
車使内えでる使よう電気をためておく器がサブバッテリー。
電装システムを構築するならサブバッテリーとインバーターは基本中の基本。
また、サブバ ッテリーへの充電方法もしっかりと考えること。
インバーターには充電器内蔵のものもある。
スマホで確認できちゃう??
BAT(サンテクノ)の無線サブバッテリーモニターは、スマートフォンのアプリにより電流、電圧、電力が簡単に確認できる。
キャンピングカー用 バッテリーセンサー BAT.MAN BL
発電機 キャンプ場や災害時にも活躍! 多くの電力を供給できる優れモノ
キャンピングカーではポータブルタイプと車載タイプの装着が可能だが、後付けするなら車外にも 持ち出せるポータブルタイプがお薦め。ただし、排ガスが出るので車内に設置して使用する場合は注意が必要だ。
発電機を選ぶときに特に大事になるポイントが出力。インバーター同様、使用する家電などの消費電力を事前におおまかに計算しておくこと が大事。
また、定格出力についても表記の約70~80%が実際のパワーとなるため、表示の出力よりも余裕を持った製品を選ぶと安心だ。
最近ではインバーターとリチウムイオン電池が一体化した、発電機で はないポータブル蓄電池も人気。振動や騒音がなく排ガスも出ないのが人気の理由だ。
使用上の注意もしっかり確認!
発電機内にあるホースの劣化や固着物の詰まりをはじめ、キャブレターのメンテ、オイル交換など忘れずに。
製品によってスペックが異なるのでしっかり確認しておくこと!
本体に表示されるスペックラベル。
左が国産メーカー、右が海外メーカーのものだが、海外メーカーのものなど型番が必ずしも定格出力 と一致するわけではないので購入時には気をつけること。
オススメ記事