5/5子どもの日に童心にかえる♡福井クラシックカーミーティング

越前ガニに越前蕎麦、ソースカツ丼、永平寺ごまどうふ、羽二重餅、そしておふくろの味(涙)……。
福井のご当地グルメ。
しかしこの地の自慢は食だけではない。
実は、子どもの幸福度も全国一位と非常に恵まれた県なのだ。
福井は北県民意識の幸福度では常にトップ。

 

そんな県民性を反映しているといってもいいのが、
こののどかな福井クラシックカーミーティングじゃないでしょうか。

 

5月の子どもの日の恒例行事となっているこの福井クラシックカーミーティングで、
往年の名車がずらりと100台超展示される。

福井クラシックカーミーティング

 

集まったクルマは北陸のみならず、愛知や三重、北海道から来たという猛者(殿方)も。
旧車好きが集うミーティングなのだ。

 

県産業会館という立派な会場を使いながらも、参加費は無料。
費用は参加者による善意の寄付によってまかなわれている。

 

このイベント、タイトルにはクラシックカーの名を冠しているものの旧車のみならず
憧れのスポーツカーも展示されている。
個性的な車両達を前に、大勢の愛好家や家族連れが目を輝かせながらシャッターを切っていた。

 

自動車部品のチャリティーオークションやフォークソング演奏、
キッズ大喜びの電気自動車の乗車会などお楽しみ盛り沢山。
子育て支援プログラム記念講演も併催されており、
例えば、あの名曲「なごり雪」で涙を誘ったイルカさんや
辻井いつ子さん(全盲のピアニスト・辻井伸行さんのお母さん)など
豪華ゲストが「家族・育むいのち」をテーマに講演を行う。
とても意義深い1日となるのだ。

 

誰しもが振り返るその堂々としたたたずまいで圧倒的な存在感を放っていたのは英国車アルビス。1925年式。

 

愛知県は名古屋市から参加の水谷克己さんが所有する、’37年式コード812 s/c ビバリー・セダン。米国の実業家、エレット・コードの名前を冠したクルマである。

 

カーバッジやイギリス国旗でおめかししている姿が華やかな ‘71年式ミニモークMKⅡ・ よく見るとナンバーも「32」となっているあたり、オーナーの愛が伝わってくるようだ。

 

ホンダ・ステップバンとライフピックアップが顔を揃えている一角。
カラフルでかわいらしい雰囲気がお子様に人気。
もちろん旧車趣味おじ様たちも大満足である。

 

電動キッズカーこと電気自動車乗車エリアは子供に大人気。

 

輪島オートモビルミーティングの実行関係者である山下一広さんは、

所有16年目のマツダAZ-1が大好き。

輪島オートモビルミーティング

 

所有歴16年ドンガラ状態からレストアしたというハコスカGT-R(’70年式)

 

これは珍しい2代目セリカのGT(’77年式) 黒ボディに金のストライプが懐かしい・・・。

 

GS110型クラウンが渋い・・・。

 

いすゞ車117クーペXGをコツコツ自分でいじり日常にも使える旧車だ。

 

スポーティにまとめられたスバル360。
全体のコンディションも素晴らしい。

 

「石5」ナンバーの初代カローラ(’68年式)
新車から愛用されているという。

 

北海道は釧路からはるばる参加の、クラウンツインカム24。
太陽を受けて黒光りするボディが美しい一台。
北海道の雪の中ではよく映えそうな迫力のカラーリング。

 

所有歴20年というP411ブルーバードは未再生原形車。

 

バイクの展示も楽しい。
初代スーパーカブ C-100は’58年式。
この頃の大卒初任給は1万3000円程度だったというが、
この車両の当時の販売価格はなんと55,000円!

 

三菱のジープJ54は’77年式。
幌はしっかりとしており、車体もきれいに磨き上げられている。

 

質実剛健な商用車もミーティングではスポットライトを浴びる。
青のトヨエースDXは、昭和53年に製造されたもの。
サイドにはかすれた「国鉄……」の文字も。

 

‘81年式アウディ・クワトロは、
ラリー選手権に初めて4WDで参戦したクルマのベースモデルだ。

 

’85年式ミラクオーレ・エルミー M-L55V。
奥様がオーナーとのことで嫁入り道具として持ってきたもの。
30年間このミラ一筋。

 

 

5月5日子供の日に毎年開催!

福井クラシックカーミーティング

カテゴリ一覧へ戻る