【旧車愛好家の元日】JCCAクラシックカーフェスティバル ニューイヤーミーティング2016（1月開催）
今や正月開催のミーティングは少ないが、
数十年前はこの“ニューイヤー”が新年初の旧車イベントだった。
旧車好きのよりどころとして、連綿と続いてきた。
この1月最終日曜にむけて、クルマを仕上げ体調を整える。
この日こそが、クラシックカーにとっての元日なのだ。
JCCAクラシックカーフェスティバル ニューイヤーミーティング2016
参加車両ご紹介
「父から引き継いだものです」だからとても大切にしていると。
塗装も美しい ‘ 59年式日野ルノー。
子供時代からの憧れはセリカ LB(‘ 76年)。
20年乗って今やサビもスゴいけど「普通に走るよ(笑)」とコメント。
‘ 52年式MG-TD 2。
アンティックカーオーナーズクラブ東京国立の会長は「古くても自走」が信条。
未再生原形の ‘ 53年式ヂャイアント号消防車は自警消防団長から引き継いだ。
「ウチにはまだまだあるよ」とオーナー様談。
来年はどんなお宝を見せてくれるのだろうか。
‘ 73年式ポーターキャブを朝の牛乳配達に使っている。本領発揮のガチャピン様だ。
リリーホワイト艶めく’66年式パブリカ800コンバーチブル。
クラブ 910出展の ’81年式ブルーバードSSS ターボSは極上。
ダットサンブルは910が最後のモデル。
「壊れなくて寂しい」と言うくらい頑丈な ’68年サニー1000。
通勤の足に使って20年になるという。
’82年式コロナ1500GX。
’66年式411ブル。
「SUキャブのダンパーに百均ショップの万能オイルを使っております」とのこと。
赤と白のツートーンでキメる’ 70年 式日産グロリアに乗って4年目とのこと。
「調子いいっすよ」。
’67年式コロナ1600 GTに20年以上乗られている。
「まだルーフはサビてま せんよ(笑)」レザートップもミント。
’70年ミニカスポーティ DX。
精鋭ぞろいの法政大学体育会自動車部は部伝統の’48 年ジャガーMk4を展示。
「昨年は10名が入部しました」と代表の桑原さん。 部員25名にのぼる。
ホンダT360友の会。レストア記をパネル展示して活動をアピールされていた。
ホンダ初の4輪市販車を愛するディープなクラブ。
出展企業を一部ご紹介
広島の竹口自動車はチェリークラブジャパンとして参加。
チェリーレーシング仕様と社長と社長夫人。
遠路北海道から仕上げ中の TE 27レビンを持ち込んだ小西自動車。
貴重なドンガラを見たニーナナ乗りは狂喜乱舞。
ロッキーオートが「走りを楽しむトヨ 2」をコンセプトに生んだ R3000GT。
3l直 6のFR。ボディはなんとFRP製だ。
通好みの品ぞろえで定評のロンバルディ。
良質なカタログと本が充実。
コンクールデレガンス
今年のコンクールのテーマは三菱車。
三菱自動車所蔵の貴重な三菱 500 とコルト1000 Tが特別展示された。
‘ 68年式コルト1500が大賞を受賞。
新車時と変わらぬ姿で今も在る、ことを讃える、ニューイヤーにふさわしい選定であった。
