兵庫県〜香川県をぐるりとドライブ 前編
香川県〜兵庫県をぐるりとドライブ515kmを走ってみた。
淡路島からスタートし、香川県は高松市→小豆島、その後兵庫県は姫路市→朝来市→丹波市→篠山市とぐるり旅。
ギネス記録を持つつり橋の絶景を堪能 花と自然に囲まれた淡路島をドライブ
道の駅「あわじ」
古事記・日本書紀によると、日本列島で最初にできた島がこの淡路島。
本州から全長3911mの明石海峡大橋を渡り、すぐ下にある道の駅「あわじ」へ。
橋の絶景を眺められるほか、新鮮な魚介類を使った丼が人気。
春から秋は生シラス丼がオススメ。
また、名物の淡路牛バーガーにもチャレンジしたい。
駅内にはレストランに食堂、バーガーショップが並ぶ。
オススメは旬の魚を使った海鮮丼 (800円)とタコとフグが入った幸福天丼(780円)
淡路島の特産品でもあるタマネギは糖度の高さが自慢。
お菓子はもちろん、スープやドレッシングなどお土産が豊富。
ほかにも淡路産のノリやつくだ煮も見逃せない。
季節の花でにぎわう 「あわじ花さじき」
花の島にふさわしい県営の公園で、 標高235~298mの海に向かってなだらかに広がる高原。
入場料は無料、開園時間は9時~15時。
春は菜の花やポピーが、夏はサルビアやコスモス、クレメオなどの花が咲き、観光客でにぎわう。
展望デッキからは花畑の向こうに広がる明石海峡、大阪湾などが一望できる。
冬の時期はストックやパンジーが見ごろだった。
四国の玄関、鳴門大橋へ
道の駅「うずしお」
淡路島の南端、鳴門大橋のたもとに位置し、
鳴門海峡を見渡せる展望レストランをはじめ、名産品が並ぶうずの丘味市場が人気。
「全国ご当地バーガーグランプリ」で見事1位を獲得した
「あわじ島オニオ ンビーフバーガー(600円)」が味わえる。
渦潮がどうやってできるかがわかる「うずしお科学館」も併設。
神戸淡路鳴門自動車道経由で高松港へ 高松からフェリーで小豆島へ
道の駅「小豆島オリーブ公園」
高松港から土庄港へのフェリーは車両が6800円(運転手含む)、大人が1人670円。
乗船時間は60分ほどで、フェリーを下りて東に進むと「小豆島オリーブ公園」に到着。
ここは、オリーブの原木や苗木に囲まれた広大な道の駅で、
世界のオリーブの木々が並ぶ「ふれあい広場」や売店、カフェ、
ギャラリーのある「オリーブ記念館」をはじめ、レストランやハーブガーデン、
ギリシャ風のロッジに天然温泉など、施設が充実。
小豆島に初めてオリーブが伝来したのが明治41年。
オリーブ記念館では小豆島とオリーブの歩みを紹介。
また、売店ではオリーブを使用したフードやコスメなどが数多く並ぶ。
散歩しているだけで、さまざまな香りが楽しめ安らげる園内。
古代ギリシャで使用していた搾油のための石臼類や明治時代の搾油機模型を展示するほか、
収穫シーズンはコミロスにて実際にオイルの搾油を行なっている。
昔の味を今に残す「ヤマロク醤油」
小豆島には約20のしょう油メーカーが存在するが、
ここ「ヤマロク醤油」は明治初期に建てられ国の有形文化財にも指定されているもろみ蔵が特徴。
この平屋に住む酵母菌や乳酸菌たちが、唯一無二のおいしいしょう油を生み出しているとか。
1つひとつが手作りで、古い樽では 何と150年以上も昔から使用されているという。
島の風土はもちろん、使用する道具、そして菌が住みやすい環境がそろって
ようやくこのしょう油ができるのだ。
ここヤマロク醤油では天然もろみ蔵の見学が可能(無料)。
予約の必要も無いので、旅のついでに立ち寄ってみるのがオススメ。
ただし、道路が狭いため、車両が大きい場合は近隣の駐車場に入れていく方がよい。
映画と文学のテーマパーク 二十四の瞳映画村
瀬戸内海を見渡す海岸沿いの約1万m²もの敷地に建てられたこの施設は、
1987年に公開された映画「二十四の瞳」のロケ用オープンセットを改築したもの。
木造校舎をはじめ、映画のセ ット14棟を見ることができる。
また、文学館では原作者である小豆島出身の壺井栄の愛用品なども展示。
入村料は大人(中学生以上) 700円、小学生300円。
入村時間は9時から17時、定休日はなしとなっている。
木造校舎である苗羽小学校田 浦分校内には、当時をしのばせる小道具やカメラ、
劇場のポスターなどが飾られている。
小豆島を後にし、向かうは姫路
小豆島の福田港から姫路港まではフェリーで移動。
約100分の乗船時間で、車両搬送運賃は9980円、大人運賃 は1人1480円。
瀬戸内海の小さな島々を眺めながらの船の旅は快適。
船内には小豆島のゆるキャラ「オリーブしま ちゃん」が出迎えてくれる。
姫路の人気B級グルメは姫路おでんと明石焼き風たこ焼き。
おでんのほうは生ショウガが入っているのがポイントで体もほっこり。
たこ焼きはソースをかけてだしにくぐらせて食べるのが姫路流。
次の後編に続く・・・
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