【毎年秋口開催】クラシックカーフェスティバルin 桐生

クルマ好きも市民も愛する旧車イベント

【毎年秋口開催】クラシックカーフェスティバルin 桐生

 

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群馬県桐生市は特に織物工業で栄えた。市街には瓦屋根の商家が多く残り、散策に楽しい小京都の風情がある。

クラシックカーフェスティバルin桐生は、ここに学舎を構える群馬大学理工学部が会場だ。国産車に加え英国車やフランス車など欧州勢が多数展示されるのが特色のイベントだが、ハイライトは、市街を旧車たちが走るコマ地図ラリーとパレードだろう。

手弁当で運営を支えてきた主催者には、この間に様々なご苦労もあったと聞く。だがこの日、沿道でパレードに手を振る人々の笑顔を見れば、次回も、またその次も続けていってほしいと思う。これほど市民に愛される旧車イベントというのも、そうはないのだから。

 

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市街パレードでは多くの人々が車列に手を振った。みんなに愛される穏やかで気持ちのいいイベントである。

 

快晴の当日、“桐生”はラリーで始まった。今年は参加総数300台強のうち69台が参戦。


 


 

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トヨタ博物館が特別展示したトヨタ7 と「007」の2000 GTオープン。トヨ博所蔵車の屋外展示は貴重な機会。

 

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特別展示にはアストンマーチンDB 5ヴァンテージとロータスエスプリ・シリーズ1も。ともに銀幕を飾ったボンドカーだ。


 

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植竹政重さん(中央)ご家族と、たいへん珍しい’ 60年式モーリス・ミニマイナー・サルーン。こんな極上車は見たことない。


 

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‘ 73年式ロータス・ヨーロッパ・スペシャル。橋本昌人さんが手塩にかけて再生し35年乗り続ける。「榛名山がテストコースなんだ」。


 

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老舗「前沢屋」の上州名物焼饅頭はシトロエン・アッシュバンが看板。「15年乗るけど壊れない。

 

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日産パトロールVG 60改。一昨年に購入した和田さんによれば’ 66年式を特装した’ 67年登録車。左側だけ観音開き2ドア、天井には鳳凰紋様。ということは?


007‘ 69年式ヒルマン・インプと中村 洋さん。インプが縁で’ 67年式に乗る大澤明男さんと知り合う。どちらもたいへん丁寧に乗られている。


 

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吉田翔人さんの’ 71年式ホンダZは珍しいAT。「暖機しないで出かけたら交差点でエンコしました(笑)」。それも愛嬌だよね。


 

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ダットサン父さんこと津曲征男さんが1年かけて再生した’ 68年式スバル360左ハンドル。「450じゃないよ」。エンジンも自力で脱着したのだ!


 

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‘ 83年式ピアジオ・ベスパを購入して2年の大西裕太さん。「今日は3時間かけて参りました」。こんな足グルマも楽しい。


 

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‘ 70年式スバルR- 2を愛する玉橋泰行さん。「これで商談に行ったら盛り上がりました」。人を笑顔にするクルマ。


クラシックカーフェスティバルin 桐生実行委員会

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