カスタムカーも千差万別 東京オートサロン2022
カスタムカーも千差万別 東京オートサロン2022
1968年、晴海の世界貿易センターで開催された「東京レーシングカーショー」がオートサロンの原点である。’73年、オイルショックによりラストショーとなるが、’83年に「東京エキサイティングカーショー」として復活。第5回(’87年)から現在の「東京オートサロン」に名前を変え、今やその人気は本家モーターショーを上まわるとも言われる。
今回もトヨタ、日産など国内メーカーが出展。目玉は新型フェアレディZ日本仕様の初お披露目だ。そしてもちろん、「そこまでやっちゃうか?」という熱量たっぷりなチューニングカーもギャラリーの目を釘付けにする。
ただ「車高の低いクルマ」ばかりが主役ではない。商用車やSUVもカスタムの素材であり個性を主張する。それがシャコタンに見慣れた人々には新鮮に映る。
旧車系も同じで、定番チューングスタイルよりキャンパーやRV仕様のほうが目立っていた。カスタムカーの流行も世につれて変わっていくようだ。
チューニングカーの極北的な存在感、R.F.YamamotoのR F Y F i g a r o G T2000。S2000のフレームにフィガロのボディを載せた。
キャンピングカー仕様のベッドフォードCA(1968年製)。定番のVWバスとはまた違った雰囲気。
スバル360カスタムとバモスホンダをベースにしたFAFビーチバン( 左) とFAFビーチクルーザー(右)。
郷田鈑金のサバンナスポーツワゴンと駒場 豊社長。
お馴染みロッキーオートの3000GTはいつも注目のマト。
ダイハツは歴代ハイゼットを展示して大好評。
本邦初公開となる日本仕様の新型フェアレディZ。
オートサロンはDIY派のギャラリーが多いのか、おなじみの工具ブランド・ロブスター(ロブテックス)のブースも盛況。
学生さんたちの作品も並ぶ。左から日産自動車大学校、埼玉自動車大学校、日本自動車大学校。
’80年代のIMSA仕様を思わせるST140型コロナ。ガチのレーシングレプリカかと思いきや、室内を見れば水中花シフトノブにヘッドレストを外して寝かせたシート。これはやられた!(オカダエンタープライズ)。
RE雨宮のこのマシン、なんとベースはフェラーリ・テスタロッサ。本来なら180度V12が収まるエンジンベイには4ローターのロータリーエンジンが。
「あなたのガレージにも風洞を!」。日本風洞製作所の可搬式風洞設備。
TMARのド派手なハコスカ。いかにもオートサロンらしい。
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