北信濃の春の恒例イベント「Gulf ながのノスタルジックカーフェスティバル」
北信濃の風物誌
Gulf ながのノスタルジックカーフェスティバル2019
今年は旧車のアニバーサリーイヤーである。
ハコスカGT-R、今号で小特集を組んだS30フェアレディZがともに50周年。またR32スカイラインは30周年を迎えた。これにちなんで今年のノスタルジックカーフェスティバル(長野、名古屋)ではこの3モデルのアニバーサリーメイクの参加を先着20台に限り無料にした。
そんなサプライズもあってか、今回のエムウェーブにはハコスカ、Zが目立つ。
また史上初である10連休のしょっぱな開催ということもあり、例年以上の盛り上がりを感じた。初日から駐車場はファンの旧車で満車に近く、会場前の入り口に連なる行列にはファミリーも多い。さすがは長野市の風物詩だ。
屋内展示される車両は国内外のさまざまな名車たちで、サブロク軽自動車からスーパーカーまでバリエーション豊富。
クラブや個人オーナーの展示もあるから、旧車がとても身近に感じられる。好例のパレードランでは家族連れのギャラリーが歓声を上げる。なんともいい雰囲気のイベントだ。
このコロナは売れないと話す。白いコロナは30年前に自分で再生した。
1980年式コロナマークⅡ・グランデ(マニュアル仕様)は見事な未再生車。17歳のときお父さんが新車購入、22歳で引き継いだオーナー様。
リバイブ・ジャロピーのプロジェクトカー。このコスモスポーツの再生過程は「旧車TV」で観ることができる。
20歳のとき、水没車だった’73年式110サニークーペを手に入れ4年がかりで再生した小林直樹さん。オートルックのシートは須藤名人に張り替えてもらった。
’53年製造のランドローバー・シリーズⅠ、しかも国内正規輸入車、さらに80インチのショートホイールベースというレアモノを山のなかにあったのを発掘して再生した。
「漫画の『シャコタン☆ブギ』でハコスカが好きになって」20年前に’71年式のGT-Rを手に入れた。
懐かしのFFファミリア1.5XE!しかも未再生・走行3000㎞の極上車を1年前に長野で発掘したオーナー様。
静岡RareCar倶楽部が展示したベレットGTR(’70年)は’70年「日本オールスター」TSレース参戦車そのもの。
ブレーキメーカー、エンドレスのレストア車展示。
おなじみ平和バイオテクニカルのブースには高速サビ除去ケミカルがさまざま取り揃えられている。
キャブレターのメンテナンスパーツでおなじみキースター。二輪のみならず360㏄軽用も各車ラインアップ。
ギャラリーのお目当ては恒例のパレードランだ。カメラや携帯を構えたギャラリーが熱心に見つめる。
ながのノスタルジックカーフェスティバル実行委員会
主なイベント内容(予定)
- 個人のノスタルジックカーの展示(個人展示参加)
- ノスタルジックカー・クラシックバイク及び関連パーツ・グッズ・モデルカー・おもちゃ等の展示販売
- ノスタルジックカーパレード走行会(エムウェーブ外周路)
- ノスタルジックカー大賞コンテスト
- アンケート抽選会 他ブースごとにイベント多数
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