【自分で塗った趣味グルマ】 43年式プリンススカイウェイ(V 51)

昭和43年式プリンススカイウェイ(V51)

出会いは整備工場。
工場の片隅に置かれ、捨てられそうになっていたところを救救出。


 

物置同然の状態で長年放置され、腐食が進行していたものの、探してもなかなか見つからない超希少車。
写真のとおり、このクルマの元ネタはトミカリミテッドヴィンテージにラインアップされていた、サービスカー仕様のプリンススカイウェイ。


 

サービスカーの塗り分けをヒントに、なんと缶スプレーを使ってオールペンを敢行。
長年使い込んで色褪せたよう なヴィンテージ感を出すあたりも見事だ。

 

車齢42年という老体だが、エンジンは封印されたままで、一度も開腹した形跡がない。
走行距離計を動かす真鍮製のギヤが摩耗し、山がすべて欠けていることから、地球数周分の距離を走っているに違いない。

 

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デビュー当初はプリンススカイウェイだったが、1966年8月に日産がプリンスを
吸収合併したために、同年10月のマイチェンでスカイライン・バンに改称。
名字は日産プリンスに。

 

フェンダーミラーは純正品ながら当時モノ。


 

ハコスカにモデルチェンジする直前に生産された。


 

ラゲッジに工具を積んで、サービスカーとして活躍


 

グリルはプリンス時代のものに変更し、バンパーはセダン用


 

シリンダーヘッドとブロックの封印を解いていないということは、未開腹である可能性が濃厚!?


 

エンジンは快調だが、100km/hぐらいから尋常ではない振動が発生する。
60’sらしい、レトロ感のあるインパネまわりが気に入っている。


 

鉄ホイールは純正ベースに専門業者に依頼してワイド加工。


 

フロントシートやドア内張りは程度のいいセダンから移植したもの。
リヤはセダン用シートから剥がした生地を使い、バンのシートを張り替えた。


 

 

塗装の元ネタはトミカリミテッドヴィンテージのサービスカー。 文字周りは看板屋の職人に書いてもらった。


 

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