小樽で一番早起き市場内、味さき 鱗友店(みさき)
小樽鱗友朝市
昭和20年代から続いている老舗の朝市。
小樽にはほかにもいくつかの市場があるが、朝4時からオープンしているのはここだけ。
冬に入ると、小樽近海で水揚げされたハタハタが並ぶ。噴火湾などで捕れたハタハタも並ぶが、 小樽っ子いわく「小樽のハタハタはひと味違う。小樽のはやっぱりおいしい」
旬の冬になると、サイズが小さいハネ物から身が厚い高級なシャコまでいろいろ手に入る。
写真は生のシャコ。少しグロテスクだ。
市場内は全部で10店舗あり、生鮮、干物、加工、カニ(いけすあり)、青果などを扱う店が点在する。 競り場が徒歩圏内ということもあって、道内各地のほとんどの生鮮魚介類が手に入る。
希望の魚はあらかじめ電話などでリクエストしておくとよい。
ウロコや内臓の処理、量り売りもしてくれ、カニなどもその場でボイルしてくれるのでありがたい。
営業:通年 4時〜14時(日曜休業)
住所:小樽市色内3-10-15
問い合わせ:蕁0134-22-0257(小樽鱗友商業協同組合)
味さき 鱗友店(みさき)
定番の人気定食といえば、カスベ(エイ)の煮つけ定食。
値段は1050円〜1575円と日によって変動する。おいしさの秘密は調味料の割合とか。
ダシ4、みりん1、しょう油1、砂糖 少々、皮が付いたままの洗ったショウガ、酒、 コンブ2〜3本を入れ、落としぶたで15分ほど煮る。
カスベはゼラチンが多いので、冷やして煮こごり(汁がゼリーのように固まる状態をいう)にし、 御飯にかけるとうまい。
カスベの煮つけ定食
事前に連絡すると、アワビは年中用意できるとのこと。
ただし、小樽産は10月から12月。正月前から、価格が高騰する。
キロで7000円〜8000円(※時価である 10月〜正月前が狙い目)
オススメ記事