福島県のご当地ラーメン★王道10選★
喜多方ラーメンを制覇
竹棒で打つプリプリ麺 喜多方ラーメンの元祖 源来軒
大正末期、屋台からスタートしたという喜多方ラーメン発祥の老舗。
スープは鶏ガラ・豚骨・煮干しベースで、
シンプルながらも奥底からわき上がる醤油の風味が
印象的(ラーメン600円)。
麺は毎朝ご主人自らの手により竹の棒で打たれたもので、
やや平ための縮れ麺。
特にお勧めなのがワンタンメン。
女将さん手作りのツルリとしたワンタンとご主人自慢のプリプリの麺。
どちらもスープと絡んで絶妙の味わい。
初代・潘欽星さんと、当時の屋台が描かれた、郷愁誘う源来軒のマッチ箱。
熱湯にラードを落とし、熱々状態で小麦粉をこねる。
女将さんの丁寧な仕事ぶりが、あのツルッとしたワンタンを生む。
懐かしさを感じさせる、中華料理屋風の店構え。
麺は毎朝、竹の棒で打つ。
お出かけ前だったのでスーツ姿で再現してもらった。
まこと食堂
喜多方市役所より徒歩3分、喜多方ラーメンブームに
火をつけた老舗店のひとつがこのまこと食堂。
煮干しと豚骨ベースのスープはやや濃いめの味わいで、
もっちりした麺との相性も抜群(中華そば600円)。
チャーシューはさっぱり系ながらも、
スープと一緒に噛みしめるとうま味がジワリ!
食堂なまえ
喜多方ラーメンらしからぬ、極太平打ち麺で知られる
人気店(極太手打ちラーメン520円)。
まるでお箸の太さ!と思うほどの麺は、
弾力に富んだもっちり系。
コクのある薄口スープとのマッチングが
とにかくすばらしい!
バラ肉を使ったチャーシューも美味。
白河ラーメンを制覇
とら食堂
現在は先代の味を大切に守りながら、
さらに研鑽を深める二代目が引き継いでいる。
幅広で縮れが強く、すするとピロピロっとした食感…。
この麺とともに澄み切ったコクのある醤油スープを
口にしたときの味わいには誰もが魅了されるはず。
定番の手打ち中華(660円/写真上)のほか、
ワンタン麺(810円)も大人気。
行列を避けたいなら夕方の部、開始直後を狙うと良い。
店内に飾られた「とらさん」
修業時代の1枚 (昭和30年代)。すべてはここから始まった。
全体重をかけてリズミカルに生地をのばし、
さらに折り重ねては何度もこの行程を繰り返す。
かなりの重労働だ。
化学調味料一切なし。手間はかかるが、ダシは名古屋コーチンの丸鶏でじっくりととる。
炭火で丹念に炙ったチャーシュー。
このチャーシューを煮込んだ時の醤油をタレとして使うのも”とら”の味。
とらさん直系!白河ラーメン王道の味 手打中華 彩華
とら食堂よりのれん分けされただけあって、
キレのあるスープはまさに”とら”ゆずり。
定番の中華 そば(650円)は自家製の中細手打ち麺に、
白河特有の縁が紅に染められたチャーシューが載るなど、
白河ラーメンの王道をゆく店。
とら系とはひと味違う 独自路線を行く名店 ラーメン英
鶏ガラと野菜のうま味を基本にしたスープに、
白河特有の手打ちの縮れ麺。
定番のラーメン(600円) 以外に、
野菜のボリュームが満点の、
みそタンメン(850円)も評判。
白河でも”とら系”とはひと味違う、独自路線の人気店。
会津馬味噌ラーメン
思わず飛び出るウマい!の一声 馬力本願
馬骨でとったスープにコクが決め手の会津味 噌を使用。
さらにチャーシューにも馬のバラ肉を使った会津独自の味(会津馬味噌ラーメン600円)。
1日20食限定のピリ辛馬味噌冷やしつけ麺(750円)も、暑い日に元気の出る一麺として大人気。
米沢ラーメン
パンチの効いたニンニクと縮れ麺! 山大前 やまとや
加水率高めの中細縮れ麺と、あっさり系の醤油スープが特徴と言われる米沢ラーメン。
そのなかに、やまとやのスープは牛の脂とニンニク風味をこってり効かせた
個性派の一杯(中華そば600円)。
そのニンニクと甘み漂う脂にやみつきになるファンも多いという。
場所は県道152号沿い、山形大学工学部前。
その立地条件からかボリューム感も満点で、
学生はもちろんのこと、ガツンと食べたい派も大満足のはず。
会津ラーメン
牛乳屋食堂
会津鉄道・芦ノ牧温泉駅前にある人気のお店。
もともと牛乳屋だったのが、駅の開業に合わせてラーメン屋を開いたのがその名の由来。
ラーメンは中太会津麺(550円)と極太手打ち麺(600円)のふた つが選べ、
煮干し風味のまろやかなスープと相まって、昼時には大行列となることも・・・。
会津山塩ラーメン
奥裏磐梯らぁめんや(【旧店名】Sio-YA)
温泉水を煮詰めて製塩した裏磐梯名産の会津山塩。
會津米澤街道桧原歴史館内のお店。
この塩を使った会津山塩ラーメン(650円)をいただくことができる。
太めの縮れ麺に絡むまろやかな味わい。思わず飲み干したくなるあっさり淡麗系の逸品!
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