トヨタ カローラレビン 30年ぶりの化粧直し!
いつもリサイクルパーツを使った修理事例をお伝えしておりますが、今回は少し違う修理を!
今回はトヨタ カローラ レビン、全塗装のご紹介。
業界では『オールペイント』と『オールペン』なんて言われていますね!
そしてレビンと言えば・・・
30数年前・・・
車好きにはたまらない! AE86、、、通称『ハチロク』と呼ばれる車が大人気になった時代がありました。
漫画『イニシャルD』でも注目されましたね~♪(漫画はトレノですが・・・)
その『ハチロク』のフルモデルチェンジとして・・・
(出典 : ウィキペディア)
AE92が誕生! 『キューニー』と呼ばれたのですが・・・
駆動方式がFFに変更となり、ちょっと人気に陰りが出てしまった感が・・・
あの頃が懐かしい筆者ではあります。
『キューニー』が出たのが1987年5月。
もう30年も経つのですね・・・
その『キューニー』を今でも大切に乗るお客様が居られ、先日その車を手放すどころか、全塗装の依頼をしてきたとのこと♬
今回はリサイクルではありませんが、古き良きもの を今でも変わらず愛し続けてくれる。お客様。。。
そんな、お車をご紹介します。
30年の時を経た車の塗装はやはり!くたびれて。。。所々、表面のクリアーも剥がれ、クタクタになっていたとのこと。
今回は低予算修理の要望もあり、必要最小限の部品を外し、同色に塗装をする計画。
全ての塗装表面についたクリアー層を、サンドペーパーにて地道に研磨して剥がしていきました。
全てのクリアーを根気よくサンディング(研磨作業)です。
この作業が一苦労ですね!
凹みのある部分はパテを使って修理を!
ずーっと大切にしていたお車なんでしょう♪
凹みは殆ど見当たりません!
流石にボンネット全体には、飛び石の跡が散乱しておりました。
ここは全体に補修の余地があります!
2液タイプのサフェーサーを使って、飛び石を丁寧に拾います。
このサフェーサーはポリウレタン系で膜厚も付くので、飛び石の補修と塗膜の補修が同時に出来てラクチン♪
補修塗装にはいろいろ場面で対応のできる、さまざまな材料があるのです!
飛び石を拾いながら、最後は全面にサフェーサーを塗装しました。
左リアに、、、
少し擦った跡があり、こちらは鈑金作業で修理。
リアスポイラーも外して、トランク前面も作業を。
キズは殆ど見られませんでした。
ルーフも全面をサンディングして下地作り。
右側面もご覧のような感じで下地完了。
リア廻りのマスキング。
こちらはフロント廻り。
ガラスに飛び散らないよう、強固にマスキング作業!
いよいよ塗装に入ります♪
フロント廻り、3連荘画像!
綺麗に仕上がり、塗装に艶がありますね~!
たぶん当時の純正塗膜より現在の補修塗装の方が性能が良いかな~!
30数年の技術の進歩ですね~‼
続いて、リア廻りの3連荘画像‼
バッチリでしょ♪
この後は、細かなパーツの塗装を行い。
今回はミラーが壊れていたので、左右のミラーをリサイクルで注文。
各部の塗装を終え、乾燥後に塗装のポリッシュを行い。
組みつけ作業へと・・・
先ずは後ろからパチッと撮影♪
右側面。
綺麗な艶でしょ~♪
ホイールは良ーく見ると・・・
MINIのホイール???
ここはリサイクルを強くアピールですねー♪
13~15インチが手軽に履けるのが、このころの車の良いところ?でしたね~(笑)
筆者も色んな車のホイールを解体屋さんから買ってきて履いてたな~。。。
ヘッドランプもリサイクルを使って元通りに!
リサイクル業者さんで綺麗に磨きをかけてくれていたようで、前よりピカピカ♪
お客様も大満足で大喜びだったそうです♪ 嬉しい瞬間ですね(^^♪
飛び石の酷かったボンネットも、ご覧のようにピカピカに!
30年ぶりのお化粧直しは大成功‼
若返っちゃいましたね~♪
今回の修理代は大よそ30万円程です。
人によってはさん30万円も掛かるなら、車買えちゃう!
そう、考えますよね?
でもでも、、、ずーっと大切に乗った車。今では絶版になりつつある『キューニーレビン!』
そう考えたら、安い買い物かもしれませんね♪
車好きのこの価値観は、当事者にしか分からない不思議な感覚かもしれませんね~♪
『くるびー』では、そんな時のご相談にも乗ります!
そして、修理工場さんもご紹介致しますよ~♪
【今回の修理工場】
神奈川県川崎市のBP・GLOBAL様でした。
オススメ記事