旧車の桃源郷を目指して… 石和温泉郷クラシックカーフェスティバル
温泉と豊かな自然に癒やされながら、旧車を堪能する…そんなクルマ好きにはたまらない「桃源郷」が、毎年夏に行われる。
新宿から1時間半！旧車の集まる温泉郷
東京、神奈川の「奥座敷」という言葉が似合う石和温泉は山梨県笛吹市の旧東八代群石和町地域にある。温泉の湧出は1961年からというから名が知られている割に若い温泉郷なのだ。
魅力はなんといっても首都圏から近いこと。新宿駅から特急で1時間半前後、中央自動車道もつながっている。その石和温泉をかつてのように活性化させようと5年前に始まったのが。石和温泉郷クラシックカーフェスティバルである。
思えば温泉を舞台にした大々的な旧車イベントというのは全国でも珍しい。しかも笛吹市は桃、ぶどうの名産地でも知られるから、家族で訪れても楽しめる。
実行委員の渡辺喜一さんは「日本一の旧車イベントを目指します」というが、あながちそれも夢ではないと思えるほどの好立地だ。昨年の「石和温泉郷クラシックカーフェスティバル2014」では、200台近くのエントリーがあり、ふたてに分かれた会場は大いに盛り上がった。
思わぬ降雨があったものの、観光客も巻き込んだスケール感のあるイベントでは、それもささいなこと。「来年も楽しみ」という参加者、ギャラリーの声がそこかしこで聞こえた。石和は旧車の集まる温泉郷としてすっかり定着したようだ。
「石和温泉郷クラシックカーフェスティバル2015」は、来年も6月に開催が予定されている。
詳しくは公式Facebookにて。
