【富山&石川】北陸クルマ自遊旅 前半

加賀百万石ゆるり旅

長野から金沢まで延伸した新幹線のおかげで、
北陸エリアの観光地は連日にぎわいをみせているという。
そぬえ、石川県の能都地方を舞台にした連続テレビ小説「まれ」の舞台ということもあり、
話題で満載の地を旅しよう。

 

投げ岩・鬼けり岩(親不知)

道の駅親不知ピアパーク前の日本海に浮かぶ 「投げ岩と鬼けり岩」
ここで大国主命(おおく にぬしのみこと)と赤鬼が岩を投げて力比べをしたという伝説があり、
主命の投げた岩は「投げ岩」、勝負に負けて怒った鬼が蹴飛ばした「鬼けり岩」には鬼の足跡が残るという。


 

 

富山地方鉄道本線 電鉄富山駅 〜 宇奈月温泉駅

地元民には「ちてつ」の名で親しまれている富山地方鉄道本線の宇奈月温泉駅。
途中の新黒部駅で は北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅と接続し、首都圏からのアクセスが向上したため観光客が増加。


 

元京阪のテレビカー、3000系を改造した10030形。
元西武のレッドアロー号も活躍している。


 

黒部川電源開発の初期から半世紀にわたり、人員や資材輸送に活躍したアメリカ・ジェフリー社製の電気機関車。
宇奈月駅前で静態保存され、デッキに乗ることも可能だ。


 

日本一深いV字渓谷沿いに走るトロッコ列車の始発駅、宇奈月。
終点の欅平までの距離は20.1kmで、いくつもの鉄橋やトンネルを通過。
野趣あふれる車窓を楽しめる。


 

 

黒部峡谷トロッコ電車 宇奈月温泉駅 〜 欅平

屋根は付いているものの、窓がないので黒部峡谷の大自然を体感できるのがトロッコ列車の魅力。
線路の幅はJRの在 来線(1067mm)よりもナローな762mmなので、車両もコンパクト。
写真は公園に静態保存されている凸型電気機関車


 

 

雨音もまた、旅を彩る音楽になる

「これは絶景・・・」
眼下に広がるしっとりとした里山の風景に、「雨もまたいいもんだ」と空を仰ぐ。
ここはクルマでなければ行けない場所だ。
東海北陸自動車道を飛騨高山方面へ。五箇山ICを降りてすぐのところにあるのが、
まさに「日本のふるさと」だ。

山あいにたたずむ合掌造りの家々。新緑の季節はもちろん、紅葉、雪景色と、
いつ訪れても美しい風景に出会える。

 

五箇山・菅沼合掌造り集落

90-03

険しい山間を流れる 庄川のわずかな河岸段丘に作られた、9戸の合掌造り家屋が残る菅沼集落。1995年に五箇 山相倉、岐阜県の白川 郷とともにユネスコの世界遺産に登録され世界から注目を集める。工夫を凝らした木造家屋だけでなく、里山や水田など自然豊かな周囲の環境に癒される。

五箇山・菅沼合掌造り集落
富山県南砺市菅沼 TEL:0763-66-2468(五箇山総合案内所)

五箇山・菅沼合掌造り集落

 

 

五箇山温泉赤尾館

世界遺産五箇山と白川郷の合掌造り集落、すぐ近く。
天然温泉と五箇山郷土料理で好評を博する。
司馬遼太郎氏も宿泊された、五箇山の老舗旅館はこちら。


五箇山温泉赤尾館


 

 

 

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