軽トラに積んで出かけるピックアップキャビンキャンピングカーとは?
軽トラック用のピックアップキャビンは、さかのぼること10年以上前からあったが、なかなか定着しなかった。
ところが、軽ブームのまっただ中の’08年に、国内随一のピックアップキャビンビルダーのM.Y.Sミスティックが、Jキャビンミニシリーズを手がけた。
追随するように新規ビルダーも加わり、一気に活気づいてきた。
キャビン内の仕様はシート&ベッドのみのシンプルなものから、キッチン装備を備えたキャンパーバージョン、小型シンクのほかはドンガラ状態のものまで、バラエティに富んでいる。
キャビンは軽トラックの積載物という扱い
キャビンは、使用しないときは、トラックから降ろしておくことも可能だ。
メリット
キャビンを降ろすことで軽トラックとしてフル活用できる。断熱、防音効果が高い。すでに軽トラックを所有している人には安価で済む。
デメリット
軽トラックの車検時にはキャビンを降ろさなければならない。
軽トラックに載せるサイズであっても、ルームエアコンや冷蔵庫などキャンピングカーで過ごす上の快適装備をオプション設定している。
シンプルなレイアウトで、ベッド展開も簡単だ。
上部収納庫のほか、シート下とバンク部も収納となるので、キャビン内でくつろいでいても荷物が散乱することはない。
2人で使うのにもジャストサイズだ。
展開型のキャビンも登場
ポップアップルーフ架装は今までにもあったが、こちらのタイプはルーフも上がり、サイドはスライドアウトする、驚きの機構を持つ。
展開した姿はまさに屋根付きの家のよう。
1人で展開でき、中は広いダイネットとキッチン。 ルーフ部分からベッドを降ろせば、フロアベッドと合わせて、大人2名の就寝となる。
ベース車と切り離すことはできない。
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