ステップワゴン スパーダ パワステポンプのリビルト品交換
ステップワゴン スパーダ RG1(平成20年3月登録)の修理事例です♪
今回はリサイクルパーツとは異なりリビルト品の修理をご紹介!
ところで、、、「リビルト品」って何??
「リビルト」→「REBUILD」の文字の通り、簡単に言うと「組み直す」ことを指します。
一度部品をバラバラにして、各パーツの点検をして組み直しを行う。
勿論、消耗したり壊れた部品は新しいものに交換します。
更に言うと!!純正品では壊れやすい部品を、強化品として自社で製作!
そこまでこだわるリビルトメーカーさんもいらっしゃいます♪
今回はそんなリビルト品での交換事例をご紹介します。
ステップワゴンによく見られる症状、それは・・・
走っていてエンジンルームからモーター音の様な、うなり音!!
エンジンの音よりも大きな音・・・
アクセルと連動してずーっと鳴っているとのこと。
エンジンルームを開け、中を確認してみると・・・
パワステポンプ周辺から音が・・・やはり鳴っています。(赤丸がパワステポンプ)
交換での判断としましたが、純正新品にするか、リサイクルにするか、それともリビルトにするか
新品は¥48,500、リサイクルは¥7,000、リビルト¥15,000
流石に新品は結構な値段がします!!
リサイクルだと安くって¥7,000円♪ リビルト品は¥15,000と、その倍!!それでも新品の1/3の価格♪
安く直したいので、新品は却下です(笑)
残る2種が候補になります。
さて・・・
リサイクル品にするか?リビルト品にするか?
とっても悩みどころですが・・・
リサイクル品の詳細を確認すると、走行距離が今の車とほぼ同じ距離数。
と言うことは・・・また同じ事が発生する可能性も・・・・。
これからも長く乗りたい!とオーナー様の要望あり!
リビルト品は、前述の通り、部品の組み直しもされているし、場合によっては各部の対策も考えられている筈!!
であれば、純正品より遥かに、高性能かも!!
確実に長く乗ることを考慮するのであれば、リビルト品をお薦めします♪
決して「リサイクルが悪い!」と言うのではなく
その時の状況などによって修理方法を選ぶことができるのが、リサイクルパーツやリビルトパーツを使う利点♪
と言うことで、今回もRECOジャパンにオーダーして頂きます♪
翌日には、リビルト品が届きましたー♪早い!
新品とほぼ変わらない商品!
このように、取付時の説明書がついています(写真中央)
丁寧に、今回の症状の原因まで説明された説明書まで同封されていました♪(右)
毎日のように同じ症状の商品をリビルトしているメーカーさんならではのサービスですね!
これは今後の知識として、修理業者様も本当に助かります!!
【今回の原因として】
ポンプ低圧側のホース付け根がバンドで絞めてあり、経年劣化でホース(ゴム製)が硬くなり、付け根が開いてしまうとのこと・・・
オイル漏れは生じないが、そこから外の空気(エアー)を吸ってしまい、ポンプ内にエアーが流入。
それが原因で異音が発生するとのこと!!
低圧側ホースも確実に交換をして欲しいとも明記してありました。
ホースを外して、本体も取り外し・・・
修理時、必ず必要になるOリングまで付属していました♪
至れり尽くせりです♪
意外とOリングを変えずにこれまでのものを使用して修理してしまう業者さんもいるので、
ここはメーカーさんの対策(心使い)なのでしょうね!!
リザーバータンクのホースも新品へと交換。
外したホースを確認してみると・・・
メーカーさんご指摘の通り!ホースが変形してます・・・
これが原因の1つだったとは・・・(原因追及しても、ここは不明な場合がある箇所だったりします)
リビルトメーカー様様です!
次回、同じ症状の車が入庫したら
自信を持ってお客様に即答が出来ちゃいます!(笑)
リビルト品は「コア返却」と言って、
元々付いていた部品を、このようにメーカーさんへ返送します。(送料はメーカーさん負担です。)
そして、このコアをまたメーカーさんがリビルトして商品化してくれるんです。
修理業者様へ・・・
リビルトご購入の際は、必ずコアを返却してくださいね!
そして、リビルト品を取り付けて、エンジン始動!!
勿論バッチリ♪
ステップワゴンは元気にオーナー様のもとへ帰っていきました!!
このように、リサイクルパーツとは違った商品もリサイクル業者では取り扱っております。
修理業者さんに「リサイクルかリビルトで直して欲しい!」とお願いすると、業者さんも喜んでリサイクル&リビルト品を使ってくれます♪
くるびーでは、こんな節約術をご提案できる修理工場もご紹介します。
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