カーオーナー必見! トヨタ プリウス 安くフロントガラスを交換する方法! ~ ガラス交換施工編 ~
さて、今回は自動車ガラスの施工風景のご紹介です。
前回の記事で、自動車ガラスの交換を普通に行ったら15万円!!もの料金が掛かることをお話ししましたね!
これってあくまでもメーカーさんから支給される、いわゆる『メーカー純正品』を使うことが前提です。
けれども・・・?
自動車ガラスってメーカー純正品を使わないといけないのでしょうかね~?
そんなことはありません!!
メーカー純正品以外のガラス・・・いわゆる社外品(輸入ガラス)と言われる商品でも、車検に適合する商品もあり、強度だってまったく問題ナシ! 規格だってきちんと通った商品があるのです!
そして、今回紹介のガラス交換は驚きの価格に!
プリウス(30系)フロントガラス交換を例にあげると、
【社外(輸入)新品ガラスで交換】(あくまでも参考価格となります。)
◎ ガラス代 = ¥50,000 前後で(参考価格)
◎部品・施工代 = ¥40,000 前後で(参考価格)
◎ 合計金額 = ¥90,000 (参考価格)
9万円前後で交換することが可能です!! 純正品交換の半額程度で直せちゃうんですよね~!!
『社外品(輸入品)って平気なの?』こんな声も聞こえてきそうですが・・・
今回、紹介の社外(輸入)ガラスのロゴを(ほんの一例です。)を見てみると・・・
こんなロゴがガラスに記載されています。
このロゴを順に追って説明すると・・・
1.『LAMISAFE』・・・このガラスのブランド名。(登録商標です。)
合わせガラスのブランド名となります。
そして『LAMISAFE』はAGC&AGCグループのブランド(登録商標)となります。
このAGCってどこの会社?
実は・・・旭硝子株式会社のことなんですねー!!
旭硝子っていったら国内の自動車ガラスを扱うトップメーカーです。
今回ご紹介のガラスはこの旭硝子グループが製造している輸入ガラスとなります!
ですから、、、社外品とは言え信頼度は抜群ですよね!
(合わせガラスとは、、、)
主に自動車のフロントガラスに使われる安全ガラスのことです。
2枚のガラスの間にフィルムを挟んで接着することで、割れても破片が飛び散りにくく、飛び石や接触事故など前方からの衝撃物に対しても貫通しにくいという特徴があります。
現在の自動車のフロントガラスには合わせガラスが使われています。
2.『AP TECH』・・・このガラスのブランド名となります。
上記でご説明した通り旭硝子グループのガラスブランドですから、信頼度は折り紙付き♪
3.『M314』・・・旭硝子の種類表記となります。
フロントガラスなどの合わせガラスに刻印されています。
「3」=合わせガラスの意。
「1」=グリーン色の意。
「4」=板厚が4㎜の意。
各メーカーで番号に意味を持たせています。
4.『AS-1』・・・アメリカ規格認証マークです。
AS1=フロントガラス(合わせガラス)に使用可能
且つ透過率が70%以上ある製品に刻印されています。
AS2=フロントガラス以外に使用可能
AS3=プライバシーガラス。
運転席から後ろに使用可能の意味があります。
フロントガラスは合わせガラスですので、AS1ですね!
この規格はJIS規格にも相当するものとされています。(JIS規格準拠品)
今回のガラスにはJIS規格はありません。
「JIS規格が無くて平気なの・・・?」
ガラスは感応部品であるためJIS規格のみではユーザーの満足度にバラつきが生じます。
そこで、旭硝子及びグループ会社では独自の規格を設定し、厳しい基準の中で品質管理を行っています。
5.『DOT305』・・・アメリカ運輸省の登録番号。
このガラスの生産工場番号が記載されています。
このように、メーカー別、種類別、規格別と様々な条件によって各メーカーで刻印が違ってきます。
今回、ご紹介のガラスメーカー『AP TECH』は、これだけを見た場合、「ただの輸入ガラスでしょ?大丈夫なの?」となりますが・・・
登録商標の『LAMISAFE』が刻印されていることによって、旭硝子グループの商品と言うことが分かります。そして企画もJIS規格以上の品質管理体制!
これによって、輸入ガラスでもしっかりとした生産工場から出荷されていることが分かります♪
これなら使っても安全ですね♪
このガラスの交換は街のガラス施工店に依頼すれば快く引き受けて頂けると思います。
ディーラーさんでもガラス持ち込みでお願いしてもやって頂けるところが殆どですよ!
では、プリウスのガラス交換風景をご紹介していきます。
先ずは入庫してきたプリウス。
割れたガラスの取り外しを始めるのですが・・・
専用工具を使ったり、ガラスを外すのにボディーに触れたりとするので、キズがつかないよう専用の養生シートを各部に張り付けていきます。
ガラスの回りのピラー部も養生テープにて保護していきます。
ワイパー周りの部品も取外しますので、
ボンネット周辺も養生していきます。
専用工具にて接着剤(ガラスシーラー)を切り離し、
ガラスを取り外していきます。
ここからボディー側に残った接着剤(ガラスシーラー)を綺麗に除去して、新しい接着剤を塗布していきます。
ここまでの作業が一番手間のかかる作業!
施工店の一番の腕の見せ所でもあります!
取付は二人で丁寧に位置確認しながら作業していきます。
もちろん一人でも作業は可能ですが、正確性と丁寧な作業が要求される作業ですので、今回は2人での作業でした。
接着剤が乾燥したら、お客様へ納車です。
この日はもう一台プリウスが入ってました。
こちらも腕の見せ所!!
新品ガラスを取付て作業完了です!
こちらも接着剤の乾燥完了後に納車となります。
上記2台も今回紹介の社外品(輸入ガラス)で交換作業しました。
1台目は飛び石被害。。。全面に亀裂が入っての交換。。。
2台目は車検時に飛び石を指摘され、泣く泣く交換に!
どちらも突然の出来事で、突然の出費!!
突然の出費で10万円以上は、財布に優しくないですよね~?
そんな時、社外品の出番!
車種によって価格差はありますが、メーカー純正品のガラス交換の大よそ半分くらいの金額で交換することが可能ですよ♪
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