【毎年5月開催】Gulf ながのノスタルジックカーフェスティバル2021
【毎年5月開催】Gulf ながのノスタルジックカーフェスティバル2021
日時●2021年5月1日~2日
場所●長野県長野市 エムウェーブ
もはや北信濃の初夏を彩る風物詩といっていいだろう。かつて冬季オリンピックの会場として使われたエムウェーブ(長野市)に、多くの旧車が集結し、ファンの目を楽しませた。グッズ販売あり、トークショーあり、パレードランありの充実した2日間だ。
毎回、いくつかのテーマが企画されるのだが、今回のメインテーマは「100thアニバーサリー マツダ」。会場に入るやいなや、120台のマツダ車が圧倒的な迫力で出迎えてくれた。コスモスポーツ、R360クーペ、歴代サバンナ、歴代ルーチェ、歴代ファミリアとその後継車などなど……。マツダファンならずとも熱く語りたくなる〝思い出のクルマ〟ばかりである。
自動車評論家・西川 淳氏のトークショーではゲストにスターフィールド代表・星野仙治さんを迎えるなど、ロータリーエンジンづくし。そして最大の見せ場は星野さんらの協力によるマツダ767Bの展示と、そのデモ走行。4ローターの雄叫びのみならず、その走りを目前で堪能したギャラリーは、誰もが満足げな表情を浮かべていた。
コスモスポーツ、歴代サバンナがずらりエムウェーブの会場に並んだ。オリジナル車、カスタム車などさまざまなタイプがあるが、いずれもオーナーの愛情の深さを感じるグッドコンディションである。
スポーツカーだけでなく、ファミリアやルーチェも歴代モデルが集結。“FFファミリア”なんてもう数えるほどしか生き残っていないだろう。このほかK360、AZ-1なども見ることができた。
歴代サバンナ軍団はレーシングスタイルのモディファイも見所。往時のツーリングカーレース仕様は迫力満点。
広島からやって来たボンゴブローニィ(2002年)。走行わずか1万8600㎞だがディーゼル規制のため大都市には入れないとのこと。
ルネッサンスレッドのRX-7 GT(1981年)を6年前から愛用されておられたオーナー様。
R360クーペ(’63年)はとても調子が良く、今回も山梨から自走して来た。
美しくレストアされた’68年式ファミリアロータリークーペは、青春の思い出だったクルマ。
これはレアなファミリア・アスティナ(’93年式)。5ドアのクーペでライトがリトラという時代の申し子ながら、現在、生き残りはごく僅か。
スズキフロンテクーペの50周年もお祝いしていた。
バルセロナオレンジの’71年式。初期の2シーターGXだ。
オリジナルペイントのキレイなカルマンギア、現在、レンタカーとしても貸し出している。
マツダ767Bのデモ走行にギャラリーも大興奮。会場外の外周路をゆっくりではない速度でちゃんと走ってくれた。
恒例のパレードラン。前を行くGT40はなんと電動の原付ミニカー。
ノスタルジックカーフェスティバル実行委員会
憧れのスーパーカーや往年の名車、希少車が集結する日本最大級の屋内型ノスタルジックカーイベント『Gulfノスタルジックカーフェスティバル』
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