にっぽん錆探訪 廃車体街道を行く

「すごいクルマがたくさんある」と北海道を訪れた。
廃車 体処女地と言っていいほどだ。
雑誌「オールドタイマー」で大人気の企画である、廃車体のコレクションを
一部抜粋してご紹介したい。

 

廃車体の地域性は、そこが特定メーカーの発祥地であるとか、
生産工場、関連工場がある(あった)ということが強く影響している。
メーカーの自動車工場がなかった北海道はどうだろうか・・・。

 

寒さに強い? プリンスたち・・・

廃車体マニアの間で伝説となっているプリンス・スカイウェイ・ ピックアップ。
現存する個体はこのク ルマのみかもしれない(常呂郡置戸町の農家にて)


 

新旧のプリンスマイラー。
2代目で旭川市のマニアが所有。


 

新旧のプリンスマイラー。
初代の後期型でヘッドライトが4灯のツリ目である。


 

テールランプレンズは失われているものの、ガラス類はほぼ無事なグロリア6ワゴン。
全体のサビも少ない。


 

プリンス・ライトコーチ。
太いメッキモールのフロントまわり、ボディサイドのキャラクターラインなどは
同時代のS40グロリアと共通イメージ。


 

レアなセミキャブオーバートラック、いすゞ TY。
時代を先取りした安全窓(カウルウインドー)が特徴。
フォワードの源流だ。


 

三菱ジュピター。
かなりサビが進行している・・・。


 

初代ファミリアトラック。
800ccのアルミエンジンは解体屋に人気で、入ればすぐにつぶされたものだ。


 

川湯温泉郷 (川上郡弟子屈町)に長らく放置されているいすゞのバスで、
今もこうして残っているらしい。
詳細は不明だが温泉宿の送迎用に使われていたのだろう。


 

三菱ライトローザ。洒落たデザイン、乗用車然としたフロントエンドの「顔」が 見る者をなごませる。


 

トヨタ・マッシーダイナ。
‘69年 に登場するもトヨタ車としては短命かつ少量の生産に終わった4 tクラスのキャブオーバートラック。


 

ツリ目4灯のコルト1500は セダンですら珍しいが、これはライトバンだ。
民家の物置きとして今もあるらしい・・・。


 

 

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Old-timer(オールドタイマー)

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