欧州で旋風を巻き起こす、アクティブなコンパクトモデルのキャンピングカーをご紹介!
ホビー(ドイツ)バンタナK55
ここ数年、欧州でのキャンピングカーの使い方が大きく変わっている。
ベンツやフィアットのデュカトをベースにした大型バンコンをリリース。
そのターゲットはファミリーではなく、2人としている。
就寝人数は2人となっているが、オプションのダイネットベット用の補助マットもあるので、小さい子供が2人加わっても大丈夫だ。
コンパクトなボディでありながら、遊びの可能性を大いに秘めたモデルなのだ。
ガバッと大きく開くリヤの観音開きハッチ。
通常は90度なのだが、ロックを解除すると、左ドアのように180度まで開く。
そのハッチのヒンジも、かなりのゴツさ。さすがは仕事に使うクルマという印象を受ける。
リヤベッドのベースを外して、
マットを右側壁面に固定するとかなりの大きさのラゲッジスペースが出現。
自転車にクーラーボックス、ポータブル発電機を積んでも、まだ余裕たっぷり。
前後左右の4ヵ所にタイダウンフックを装備している。
車内横方向を利用する形状で長さは1850mm、幅は左が1150mmで右が 1350mm。
乗降には荷室仕切り板の穴に足が掛けられる。
上部にはグルッと囲む収納庫が装備されるが、圧迫感は皆無。
セカンドシートと回転したフロントシートを組み合わせてダイネットを展開。
テーブルはスイング形式で延長できる。キャブのシェードは窓枠内蔵型。
補助マットを利用したベッド展開。
2枚のシャッター式ドアで仕切られた庫内には洗面台とトイレが置かれている。
その手前のフロアは通常は床板がはまっているが、外すと防水パンが出現。
ドアで仕切ってシャワールームとして使うのだ。
この空間利用方法が、バンコンならではなのだが、効率はかなりいいのだ。
シンク一体型の2口コンロを採用。スライドドア側には跳ね上げ式の延長調理台も装備。
ベッド側はワードローブで、ここの上も調理台として使える。
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