1台で4役こなす、美しく多機能なバーベキューグリル
数年おきにやってくるバーベキューブーム、どうやら今年もその年にあたっているようだ。
デザインにも優れたSOTOのデュアルグリルを使ってみると、その仕上げのクオリティにビックリ。
火を入れて、燃焼の仕方が美しいのにもビックリ。
この手の商品だと、今どきは大概海外生産なのだが、メイドイン富山とデカデカと刻印され、
日本の 鋳物技術の高さがしっかりと確認できるスゴさ。
もちろん本体の蓄熱具合もアルミとは思えないほど高く、
今回のように焼き口サイズいっぱいに分厚 く大きめの肉を置いても、火力が足りなくなるようなこともなく、
おいしく仕上がるのには驚いた。 多少かさばるものの、
ちょっと普通でないグリルであり、たき火台であることは間違いないだろう。
新富士バーナー SOTO デュアルグリル
火消し壷にもなる構造。フタは裏返すと鉄板として使える。
足などにも、とっかかりになる部分がきちんと設けられ、
セッティングしたときのそれぞれの安定感は非常に高い。
薄い構造ながら、十分に煙突効果が望める2重構造。実際のテストでは、
薪に火をつけてから炭に移行させても、その間ウチワで扇ぐ必要はまるでなかった。
空気孔全開の状態。ロストルの薪や炭からの炎の出方を見ていると、
この部分からかなり大量に空気を吸っているのが想像できる。
専用の差し込み式のリフターで動かすのだ。
空気孔は全開と全閉のどちらかしか選択できないのが個人的にはちょっと惜しかった。
ただコレだけしっかり閉まるので、きちんと火消し壷 になるというのは画期的だ。
焼き網は高さが3段階に設定できるので、調理に合わせて変化させれば、
火力調節はお手の物だ。今回、肉に焼き目を付けるときだけ一番低くした。
プレート使用時、焼き網は一番低い位置にセットしたまま。
うまく縁に載る構造で、プレートのガタつきはほとんどなし。
テーブル上の調理でも問題はなかったが、たき火台として使う場合、
本体の下に輻射熱を遮るプレートを追加したほうがさらに安心である。
ダッチオーブンスタント
このスタンドは超強固な作りで、重いダッヂオーブン を載せてもビクともしない。
炭でやるというよりたき火で調理する高さだろう
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