軽キャンパーの種類 ~軽キャブコン編~

一口に軽キャンパーといってもタイプは様々。使用人数や用途によって、選ぶ基準は変わってくるはず。一体どんな軽キャンパーが私に合っているのかな?

それぞれの特徴とビルダー(施工業者)のコンセプトを基にじっくり吟味してみよう。

今回は、軽キャブコンをご紹介。

軽トラックをベースにシェルを架装

軽トラックにシェルを載せ、 見た目もキャンピングカーらしい軽キャブコン。
軽自動車枠を超えたサイズの場合は普通車登録となるが、居住性はかなり良い。
軽自動車枠に抑えたスリムなモデルは、ルーフアップで居住性が高まる。

 

黄4&8ナンバー仕様

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テントむし バンアショップミカミ

 

豊富なカラーリングでテレビ番組などでも取り上げられ、軽キャンパーブームの立役者でもある。
その後、 ほかのビルダーからも登場した。

家族4人が乗れて、使えて、寝られるのに、軽自動車枠に収まっている。
都市部の駐車場でも困ることが少ない高さ2m以内。
ポップアップルーフを採用して室内高を確保している。

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高さを2m以内にしてほしいとの声もに応え、それらの意見を基にキャブコンに変更。

シェルはアルミで製作しているので、車両重量は軽バンコンよりも軽い950kg。

燃費は平均13~15km/L。


 

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家族4人の就寝を可能にしたのが、ポップアップルーフ。ここでの大人の就寝は厳しいが、子供2名の就寝定員が取れる。

多くの装備を付けず、フロアは広いベッドになる。

バンショップミカミホームページ


 

 

白8ナンバー仕様

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メインフォースジュニア

軽自動車枠を超えているため、車内はかなり広く、レイアウトの自由度も高い。

広い室内では、立ったり座ったりの動きもしやすく、ほかのジャンルに比べて、1週間の長期旅行も可能。
夫婦2人か小さな子供のファミリーでの使用がベターだ。

ベースの軽トラックよりも車幅はあるが、その小ささから女性でも運転を試みる人が多い。
平均燃費は10km/Lとまずまず。女性にも人気の丸みを帯びた形状は、走行時の空力を考えた結果でもある。

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タイヤの許容重量を考慮し、ドライカーボンで家具を製作、重要配分を考えてレイアウトしている。
4人乗車もできるが、荷物をたくさん積みたい人は、使用人数を減らすことで乗用車と変わりない乗り心地が実感できる。


 

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大人2人がゆったりとくつろげる空間が広がる。

長期旅行を見据え、居住性を重視。普通車キャブコンよりも安さと機動力を重視したモデルだ。

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