獣医さんに聞くペットのアレコレ

今回アドバイスいただいたのは

レオどうぶつ病院院長 獣医師 堀川 歴央(ほりかわ れお)先生

Q. 犬もクルマ酔いしますか? 原因はなんでしょうか?

A. はい。車酔いする犬と全く車酔いしない、車が大好きな犬にわかれます。

車酔いする原因は普段いる場所と違う狭い空間、これから何処へ行くのか?など緊張や不安をかかえているということ。
また、走行中の揺れや振動、急ブレーキ、遠心力などによって内耳にある三半規管が刺激され、脳の情報伝達にズレが生じる為、自律神経が乱れることにより、車酔いを発症することがあります。
それだけでなく、犬の嗅覚は人の何倍あるかご存知でしょうか?
なんと刺激臭であれば人の『1億倍の嗅覚』と言われています。(臭いの種類、年齢、環境、犬種による) 車内の芳香剤やたばこ、食べ物など愛犬にとって好ましくない臭いによって車に酔ってしまうこともあります。

人間も車酔いする人としない人がいるように同じような理論ですね。

Q. クルマ酔い一般的な対処方を教えてください

A. 車酔いの原因を解消してあげることが大事です。
まず、愛犬を車内環境に馴れさせることから始めましょう。ドッグラン、または公園でのボール遊びや他の犬と触れ合わせること、ペットショップに連れて行くなど「車に乗ると楽しいところへ連れて行ってくれる」と思ってくれることが大事です。
いつも動物病院の時だけ、買い物では車内でお留守番では精神的なストレスで車嫌いになってしまいます。
ドライブでは、愛犬が愛用しているおもちゃや愛犬が使用している寝具を持ち込むのもリラックス効果があります。
特別に遠出するときだけ車に乗せるということでなく、頻繁に乗せることによって、車の揺れや振動にも慣れますし、緊張や不安もなくなってくるはずです。

臭いに関しては、外の空気! 少しだけ窓を開けて新鮮な空気と外の匂いが入ることにより車酔いの軽減と気分転換になります。また、ペットが好むペット用の体に優しい芳香剤や、スプレーも販売されていますので、ドライブ前に使用しておきましょう。

空腹でも満腹状態でも酔いやすくなりますので食事にも注意しましょう。

Q. クルマ酔いの症状は?対処法を教えてください

A. 軽い症状では、落ち着きがなくなる、欠伸、口をくちゃくちゃする、吠える、よだれ、ひどくなってくると、呼吸があらくハアハアし、よだれがひどくなり、元気がなくなり嘔吐や下痢に至ります。

もしも吐いてしまった場合には、叱らないことが大事です。また、飼い主がピリピと緊張していると愛犬に伝わり、ますますクルマ嫌いになってしまいます。
犬も苦しく辛かったのですから、優しく接しながら静かに、片付けましょう。

車酔い、嘔吐は苦しいものですから、事前に酔い止めの薬を飲ませておくこともお勧めします。 ペット用の酔い止め薬は市販品でもある場合がありますが、症状、効き目や愛犬の大きさで薬の量などに個体差もありますし鎮静作用のないお薬もありますので、最初は獣医さんに相談、処方してもらいましょう。

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Q. クルマでお出かけの注意点は??

A. 人間のお子様も同じですが、車内に置きざりにすることは厳禁です。
また、車内の換気や温度にも注意してください。長距離の移動の際には、1~2時間内に1回を目安に休憩時間を取りお水を飲ませたり、車外で排泄させたり、散歩させたり、気分転換をはかってあげてください。 また、愛犬を車に乗せる時には、万が一に備えてキャリーに入れる、またはシートベルトやリードで体勢を固定させてあげましょう。

「飼い主さんとのクルマでのお出かけ、ドライブはとても楽しいもの」と思ってくれることが1番です。

レオどうぶつ病院:院長 堀川 歴央先生 <日本獣医がん学会認定医>

〒227-0045神奈川県横浜市青葉区若草台10-1プラトゥモリ1F
診療時間:9:00~12:00 /15:00~19:00
TEL:045-960-0199  FAX:045-960-0198 休診日:水曜、日曜午後、祝日午後
アクセス:東急田園都市線 青葉台駅よりバスに乗り、「若草台」バス停下車すぐ

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